1.政権交代論

補論⑦註

註1:村田峯次郎『品川子爵傳』415~419頁に掲載されている国民協会の創立委員による同会趣意書は、日本の後進性を指摘し、「協同一致」を繰り返し説いている。これは薩長閥政府への協力を重視するということであり、中立の立場(薩長閥政府支持派にとっては建前)が貫徹されている大成会の綱領(青野権右衛門『日本政党変遷史』304頁)とは異なる。

 

註2:同盟倶楽部については、角利助『第四議会報告談話』14頁、無名氏『吁第五議会』9頁、一1893年6月3日付東京朝日新聞。同志倶楽部については史料が見当たらないが、同倶楽部が自由党の路線を民党共闘から変えた星に反発し、対外硬派の野党連合に加わったこと、特に同盟倶楽部と合流して立憲革新党を結成したことを考えれば、同様であったとしか考えられない。佐藤要一『第六議會に對する立憲革新黨の報告』8頁には、立憲革新党が立憲改進党と同様の立場から、政府を批判する決議案の可決を目指して、決議案の内容を解散の不当性に留めようとする自由党と交渉したことが記されている。