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自民党に夫婦別姓を求める必要はない

インスタ図夫婦別姓

 

ツイッター等でも書いたことですが、最近夫婦別姓の実現を、自民党に求める声をよく耳にします。自民党が夫婦別姓に舵を切ることがあれば、それはそれで否定する気はありませんが、そうする必要はないというのが、私の考えです。なぜなら、自民党は保守政党であり、保守政党は伝統を重視するものだからです(「いつからの伝統か」というのはあり、それこそ国民が自民党に意見すべき事です)。

私個人の考えはと言うと、夫婦は同じ苗字であるべきだという思いがあります。私は男性ですし、もう40代なので、男のエゴ、または時代遅れなのかも知れません。そのような自覚もあるので、夫婦別姓には賛成します。いや、「自覚」というよりも、異なる立場、考えの人がいて、自分が正しいと思うのは危険だと考えることから、賛成しています。別姓を強制するわけじゃあるまいし、みなが自由に選べることは、大切なことだと思います。

夫婦が違う苗字である場合、子供をどうするかというのは難しいと思います。しかし一方で「夫婦別姓にしてしまったら日本の古き良き家族の形がますます壊れる」というのは、過去を美化しすぎているし、日本人を信じていないようで、残念に思います(右翼的な人の、皇室の方々を信用していないような発言を聞くのと、似ている気もします)。

そして本題。本来の政党政治とは、主要政党に一定の違いがあるべきものです。保守政党は改革に慎重です。だから「安易に夫婦別姓にしては危ない」と、むしろ言うべきなのだと思います。それに対して、社民系の政党や、新自由主義的政党は、「自由がいい」と言うのです。夫婦別姓だけではありません、例えば同性婚についても同じです。多くの問題について伝統を優先する保守政党と、それでは困る人がいることからも、様々な人が自由に生きられる社会を目指す政党があり、そこから国民が政権を任せる政党を選ぶのです。

それでは国内に溝ができると考える人もいるでしょう。しかし、無党派層や、時には特定の政党のライトな支持者が、バランスをとります。彼らがある時は、「現状では地に足を付けて、伝統重視で行くべきだ」、ある時は「もっと自由な国にならなければ日本に明るい未来はない」と、状況によって選ぶ政党を変えるのです。それによって国の路線が変わる。何十年も同じ政党が支配するというのでなければ、どちらの路線を採るにしろ、極端にはなりません。

結論です。大事なのは、「支配者である自民党」に何でもお願いするのではなくて、例えばお店を選ぶように、政党を選ぶことです。もちろん現状ではそれは難しいのですが、だからこそ一度みんなで、政権交代を定着させなければいけないと考えるのです。