3-13. 既成政党の分裂がもたらしたもの3.補論

13. 既成政党の分裂がもたらしたもの

政界縦断に重要な役割を果たしたといえる自由倶楽部と独立倶楽部であるが、双方には大きな差異がある。前者は自由党系の離党者、後者は無所属の当選者が中心となった会派だという点である。双方がどのような働きをしたかについては、『キーワードで考える日本政党史』の第1~2章で見た。しかし、既成の大政党の分裂がどのような作用を持っていたのかということについては、そのような分析がなされていないこともあり、少し掘り下げて考える必要があるように思われる。