日本人はなぜ政権を選び取ることができないのか、考え、論じる
 
しかしやはり、限界はある 註

しかしやはり、限界はある 註

維新の党が民主党に合流しようとした時、分裂などせずにまとまって合流していた場合、民主党系を乗っ取る事に成功していただろう(筆者が望む事ではないが)。維新の党に民主党出身者が少なくなかったことは分かっている。江田系と大阪派が一体的でなかったことも、想像はできる。それでもできたと思うのだ)。大阪派には、原理原則を貫いて「見せる」ために、それができなかったのだと思うが、原理原則を貫いて見せる「カッコ良さ」ばかりを追求する青臭い政党から脱皮しないと、もっとしたたかでないと、優位政党であり続けるためには何でもする自民党には、とても勝てない。維新と同じく、アピール(例えば追及というアピール)をせざるを得ない、他の野党に勝ったところで、自民党に勝てなければ、日本を変える事はできない。

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