日本人はなぜ政権を選び取ることができないのか、考え、論じる
 
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国の失政が隠蔽されるところだった薬害エイズ事件

薬害エイズ事件とは、血友病患者の治療に用いられた非加熱製剤について、エイズに感染する危険性があることを認識した後も、必要な措置をとらなかったという事件だ(こんな簡単な説明ですむような話ではないが)。1996年に厚生大臣と …

アメリカ

アメリカはイギリスに対する独立戦争で勝利し、王党派は国外に逃れた。国王などの権威による支配だけでなく、民衆の多数派による支配をも避けるため、大統領と議会がそれぞれ選挙で選ばれる、分権的な政治制度を採った。大統領も上院議員 …

再び注目された維新の会、その先は・・・

ダブル辞任による再起 維新の会のカラーと丸山、長谷川「ダブル失言」 日本維新の会の成功の先にあるもの 日本維新の会と日本政治の今後        

「野党ばかり再編」という問題

議会政治の経験が豊富な欧米の国々でも、政党の離合集散はある。しかしまれだし、当然ながら、優位政党に対抗するため、非優位政党の結集が繰り返される、というようなことはない。しかし日本ではそのようなパターンに、再編が異常に偏っ …

理想主義と現実主義

優位政党の自民党は、かなりの現実主義だ。それに対して野党第1党は、野党の時は理想主義的であるのに、与党になると現実主義的になる(ならざるを得ない)。これは左派政党に限ったことではない。新進党は、1996年の総選挙において …

政権交代が起こる時

どのような時に政権交代が起こっているのかを見ると、主に以下の通りである。   ・与党の過半数割れ(下記の事象により、総選挙で敗北するか、与党の一部が離脱する場合。議院内閣制でもそうでなくても、野党の消極的支持- …

イタリア 冷戦後~現在

デ・ミータ内閣の次の内閣は、引き続きキリスト教民主主義が首相を出す、同じ5党の内閣となった(キリスト教民主主主義、社会党、民主社会党、共和党-1991年離脱-、自由党)。当時、小選挙区制導入による政権交代のある政治を目指 …

イタリア 第2次世界大戦後~冷戦期

1943年、イタリアは南部を連合国軍に、北部を同盟国のドイツに占領された。北部ではドイツの傀儡として、イタリア社会共和国の建国をムッソリーニが宣言、共和ファシスト党を結成したが、蜂起が起こり、1945年に処刑された。19 …

イタリア 第2次世界大戦まで

1861年建国のイタリアの議会は自由主義者で占められ、しばらくは相対的に保守的な史的右派と、より自由主義的な史的左派の2大勢力が、2大政党制に近い状況を形成していた。ただし、その差異、区別は必ずしも明確ではなかった。基本 …

イタリア

・第2次世界大戦まで ・第2次世界大戦後~冷戦期 ・冷戦後~現在 ・図:イタリアの政党の系譜 ※2010年代後半から動きが特に複雑であるため、誤り等があるかも知れません。

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