日本人はなぜ政権を選び取ることができないのか、考え、論じる
 
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左派を増やした小池百合子

これまでに見たどのような道をたどっても、左派が割を食うことは確実であった。それだけ左派に魅力がなかったということも、一因にはある。しかし結局、ふたを開けてみれば、少なくとも希望の党への合流に関しては、政策がぶれなかった左 …

真の第3極の場合

希望の党が新自由主義政党として第3極に位置するのは、悪いことではない。と現在形で書いたのは、希望の党から国民民主党に参加しなかった議員達による、新たな希望の党(衆参計5名に過ぎないが)と、日本維新の会が合流するなどして第 …

両方やる場合

結局、「新・新進党」は実現しそうにないということになるのだが、それでも、「新・新進党(のようなもの)」が自民党に協力する場合、どうなっていたのかを少し考えてみたい。憲法改正のための連携は当然として、総選挙で自民党の議席数 …

新進党再興の場合

小池新党を中心とした再編が起こる可能性が高まった時、これを新進党の復活とする見方がされた。民主党は社会党の流れに自民党出身者や旧民社党系が加わったものだが、新進党は小沢一郎らの新生党、公明党、民社党、細川護熙の日本新党、 …

自民党とその金魚のフン連合の場合

小池新党にはそもそもどのような道がったのか、その先にはどのような光景があったのか。考えておきたい。 小池新党には2つの道があったと考えられる。1つは、現在の日本維新の会のように、自民党に接近する道である。もう1つは、非自 …

民進党つぶしはありか?

希望の党の躍進が予想された当時、筆者は暗澹たる気持ちになっていた。単に、小池新党を評価していなかったからというわけではない。維新の劣化版のような新党が躍進することを不毛だと思いながらも、東京-名古屋-大阪の改革派連合が実 …

2012年総選挙、自民でも民主でもない地方分権派勝利の夢

2012年は、第46回総選挙における自民党の復権、民主党の大惨敗で終わったが、実は日本政治の一大分岐点であった。その機会が生かされることなく、2大政党制を通り過ぎて、1党優位制にまで逆行してしまったのである。その機会とは …

維新、希望とイギリスの地域政党~政権交代を阻むもの~

日本維新の会を、ドイツのキリスト教社会同盟や、イギリスのスコットランド国民党に例える人がいる。キリスト教社会同盟とは、バイエルン州の地域政党である。その前身は中央党から分かれてできたバイエルン人民党であり、中央党の流れを …

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