日本人はなぜ政権を選び取ることができないのか、考え、論じる
 
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「保守」対社民が基本パターン

1955年、保守勢力の結集が自民党結成によって完結した後、野党第1党は、新進党を除けば、社会民主主義的な性格を持つ政党であった。勢いを見せていた社会党に政権を取らせないために、保守勢力が結集したという面が大きかったから、 …

左派を増やした小池百合子

これまでに見たどのような道をたどっても、左派が割を食うことは確実であった。それだけ左派に魅力がなかったということも、一因にはある。しかし結局、ふたを開けてみれば、少なくとも希望の党への合流に関しては、政策がぶれなかった左 …

社公共は第3極にはなれなかった?

社民党、公明党も、かつて第3極を自称していたことがある(公明党は一時的に第3極になるとしていた)。これらの既成政党には、すでに見た、新党特有の問題はない。これらが第3極を担うということは考えられなかったのだろうか。 公明 …

民進党の姿を決めているのは自民党?

1党優位制の下では、優位政党が幅広い層から支持を得て、その政策は特に総花的になりやすい。全てを実行できないのは当然だが、野党がそれをつこうとしても、「お前ら万年野党じゃ、もっとできない」あるいは、「お前らは政権を取っても …

社会党と民進党だけではない、戦前からの弱かった挑戦者たち

日本の第2党はなぜ、弱いのか。これに対しては日本社会党(の左派)が社会主義陣営に寄り過ぎていた、言い方を変えれば非現実的であったという答えがある。日本社会党の左派は、非武装中立を志向しており、社会主義国を目指していたが、 …

6. 他国との比較

※執筆が遅れた関係上、⑦以降を先取りする内容が含まれています。初めの方を読んで用語が気になる方は、先に⑦~⑨(または~⑫)をお読み下さい。 明治、大正期の日本における無所属の当選者、無所属議員の多さを見た。当時の日本の、 …

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