日本人はなぜ政権を選び取ることができないのか、考え、論じる
 
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民主党系と維新の会の、あるべき関係

維新の会を含む野党が、コロナ対策として共同で、事業者家賃支払い支援法案、続いて、児童扶養手当受給者に対する臨時特別給付金の支給に関する法律案を提出したのは、非常に素晴らしいことであった。維新と左派野党の協力は限定的なもの …

ブームという矮小化現象

起こり得る、「保革連立」の再来 前節(「起こり得る、「保革連立」の再来」)で示した過程において問題なのは、新自由主義の是非や取り入れ方という対立軸が、単なる改革ブームと「抵抗勢力バッシング」に矮小化されたことである。それ …

第3極に戻る民主党系

維新の会が野党第1党になった場合、どうなるだろうか。とりあえずは「第3極」になる民主党系は、どうするだろうか。その右派からは、あきらめて、あるいは積極的に、自民党、または維新に移ろうとする議員が出て来るだろう。あるいは新 …

なぜ、第2党コンクールを開催してでも、第2党を決めなければいけないのか

民進党が分裂する前、筆者は「第2党コンクール」を行うべきだと考えていた(『政権交代論』「そんな日本の政治に2つの提案」参照)。そして民進党が分裂した後は、民主党系の再統一の是非、そのあるべき形について考えた(同「そして民 …

新自由主義とナショナリズムと、維新の会の野合、独裁

「東京とそれ以外」から成り立っている日本において、東京から離れている大阪は、明らかに不利である(ITの発展とそれによる変化で、状況は少し変わってきているが、競争が激しくなれば、現在ある格差が広がるということもあり得るから …

一つの考えだけが正しいなどということはない

一つの考えだけが正しいというのは、「社会主義、共産主義は正しいから、共産党だけ存在していれば良いのだ。」というのと変わらない。国内外の様々な状況によって、社会民主主義的な方向が良かったり、新自由主義的な方向が良かったり、 …

(日本では)新自由主義も必要

維新の会の、新自由主義的な面が問題だという人がいる。これには筆者は同意しない。むしろ必要だという立場である。地方自治体はオール与党体制である。自民党の利益誘導的なバラマキ路線に、社民型のバラマキが融合している(自民党が何 …

改めて、これまでの歩みの何が問題なのか

日本維新の会副代表である吉村大阪府知事が連日テレビに出演し、日本維新の会の支持率を上げている。 1990年代以来、間が空くことはあるが、長期的に見れば改革ブームが続いている。改革が進んだ時期もあるが、それはそれで、格差拡 …

日本維新の会は新たな中道の政党

日本維新の会については、ずっと気になっている。保守政党に分類できるが、伝統よりも効率重視であること(内部に、そして橋下徹との間に違いがあるようにも見えるが)、競争重視でありながら、スタート地点での平等を軽視せず、教育無償 …

日本維新の会と日本政治の今後

改めて、丸山、長谷川問題が生じた後の、日本維新の会の今後の予想をしたい。何パターンか出そうと思ったが、まずは一つ、そしてそこから枝分かれしていく形になった。ごく当たり前のもので恥ずかしい気もするが、次の通りだ。 しばらく …

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