第1章 ~1890年7月、第1回総選挙~

① 選挙制度 選挙権は直接国税を年15円以上納めた25歳以上の男子、被選挙権は同様の30歳以上の男子にあり、小選挙区制であった(214の1人区の他に43の完全連記制―定数と同じ数の後者に投じる―の2人区の計300議席)。 …

この繰り返しだけは成功・・・ 倒れてもまた復活する1党優位

※『政党、会派の系譜』の「主要政党・派閥簡略系譜」のような、簡易的な政党の変遷を参照しながら読んで頂けると分かりやすくなると思う。   日本の政治は、優位政党の形勢、対抗政党の再編による強化、まれであり中途半端 …

3-24. 2つの政界再編構想による中立壊滅、第3極縮小

実業家層には本来、その全てにとは言わないまでも、自らの利害を代表する政党が必要であった。議会制を採っていた他の国々を見れば、そのまま商工業党、農業党ではなくても、商工業を主な支持基盤とする政党と、農業を主な支持基盤とする …

10. 吏党の不振がもたらしたもの

第2回総選挙後の第3極は、自らの2つの使命のどちらを果たそうとするかによって分裂した。このような宿命が当時の第3極にあった一方、第3極に落ちるという宿命を持つ勢力もあった。ここでは、そのような宿命を持った吏党の系譜につい …

5. 非政党地帯

まず表補-Cを見てほしい。 表補-C:第7回総選挙前までの選挙区ごとの当選者の所属   ・市部の選挙区にはアンダーラインを付したが、郡部を含む場合は選挙区の番号のみにを付した。 ・神奈川県は「神奈」、和歌山県は …