繰り返しの中の自民党の在り方と、野党の苦悩

優位政党がクライエンテリズム(票や資金を出してくれる団体、または選挙区に、利益となる政治をする―利益とは、日本では許認可、補助金、税制優遇措置、公共事業、規制などだが、国によっては、もっと直接的なものもあり得る―)に染ま …

どうしたら良いか

筆者は小選挙区制に決して肯定的ではない。日本のように1党優位でなければ、小選挙区制も悪くないと思うが(どの制度にも長所と短所があるのだし)、日本では、優位政党である自民党を、その本来の力以上に強くしている制度であるからだ …

理解してあげて共に解決する有権者が必要

民進党には批判的な国民が多かった。このことが党を動揺させ、そこに小池新党が現れたから、現職を含む都議選の候補者達がなだれ込むように移籍し、国政においても同じことが繰り返された。ただし国政の場合は、党の決定に従って移動した …

今再び自民党内政権交代システム付万年与党体制強化へ

政権交代が起こりそうにないと、国民の関心は、自民党内の、国民の手の届かないところにある(党員になれば通常の総裁選では、国会議員よりはるかにウエイトの小さい1票を投じることはできるが)、自民党内の権力闘争に移る。 すでにみ …

高支持率の小泉内閣と、その限界

小泉内閣の成立は、自民党の歴史における、最大級の激変である。 まず小泉内閣は、福田赳夫内閣以来の、岸派の系譜(→福田派→安倍派→三塚派→森派)が中心の内閣であった。そして小泉がリーダーシップを発揮し、小泉内閣が長期化する …

自民党内の疑似政権交代の限界

中選挙区制の下、野党が不振を脱せずに「万年野党」となり、疑似政権交代と呼ばれる現象を見せた自民党が「万年与党」となったことについて述べた。 だが疑似政権交代は、1つの政党の内部における、あくまでも疑似的な政権交代である。 …