その財源について

次に、財源の問題に移りたい。平等重視の政策、国民の暮らしを直接助けるような政策については、予算の確保が当然問題になる。前述の通り、人の不安に向き合うにも、工夫の余地はあるとしても、コストがかかる(診察が遠隔、さらにはAI …

野党第1党のあるべき姿

コロナ禍における維新の支持率上昇はうなずけるとしても、それはその行動力に対する評価であるのだろう。だが、新型コロナ問題に対応するのとは違い、維新の政策、行動全体は、本来賛否が分かれるものだ。つまり維新は、何でもありの自民 …

民進党の弱体化と分裂への道

2017年10月、民進党はボロボロであった。小池新党に議員を切り崩され、総選挙では大阪に続き東京でも壊滅しそうな状況であったし(すでに小選挙区で当選者をほとんど出せなくなっていた東京において、自民対維新が定着した大阪のよ …

社民党の変遷

今、自由党は参議院で、社民党と希望の会という統一会派を組んでいる。希望の党結成より前からのことであり、「希望」という言葉にこんなケチがつくとは、思いもしなかったことだろう。しかしここで言いたいのは当然、そんなことではない …

小沢自由党の変遷

自由党が登場したから、新生党からの同党の系譜に対する筆者の考えを、繰り返しとなる部分もあるが、述べておきたい。 まず、羽田・小沢派が、自民党を離党して新生党を結成したことで、自民党の衆議院における過半数割れ、さらには政権 …

民主党政権の失敗も1党優位のせい⁉

民主党政権の失敗については、すでに分析が尽くされているが、ここでは1党優位との関係性について考えていきたい。 政権の失敗を具体的に思い出してみよう。 ①歳出削減が不十分であったにもかかわらず、約束していなかった消費増税を …

野党を経験不足にせず、「自民党と変わらない」と言わない

日本の消費税は、その導入後に2回上がっている。それを決めたのは二度とも、社会党の系譜を中心とする政権であった。5%を決めたのは日本社会党が総理大臣を出していた、村山自社さ連立内閣、8%(+次に10%に上げること)を決めた …

「なんでも約束」が許される自民党

従来の自民党型ばらまき政治の継続を求める人々、国の歳出を抑える新自由主義的改革を求める人々、社会民主主義政党が本来得意とする、社会保障の充実を求める人々、自民党はこのすべてのタイプの人々から支持を得ることができる政党であ …

五十五年体制の第3極

多くの政党の離合集散を経て、衆議院はほとんど自由民主党と日本社会党だけになった(共産党は1議席)。したがって五十五年体制には当初、第3極がなかったといえる。しかし1960年に社会党の右派の一部が民主社会党を、1964年に …