第3極に戻る民主党系
維新の会が野党第1党になった場合、どうなるだろうか。とりあえずは「第3極」になる民主党系は、どうするだろうか。その右派からは、あきらめて、あるいは積極的に、自民党、または維新に移ろうとする議員が出て来るだろう。あるいは新 …
維新の会が野党第1党になった場合、どうなるだろうか。とりあえずは「第3極」になる民主党系は、どうするだろうか。その右派からは、あきらめて、あるいは積極的に、自民党、または維新に移ろうとする議員が出て来るだろう。あるいは新 …
それでは、橋下徹らが唱える、野党による候補者予備選挙についてはどうだろうか。 予備選挙とは普通、一つの政党において、各選挙区の候補者を、その選挙区に住む党員等が、選挙で選ぶというものである。自公vs非自公という対立になり …
民進党が分裂する前、筆者は「第2党コンクール」を行うべきだと考えていた(『政権交代論』「そんな日本の政治に2つの提案」参照)。そして民進党が分裂した後は、民主党系の再統一の是非、そのあるべき形について考えた(同「そして民 …
公明党の選挙区に候補を立てると脅して協力させるというのは、維新が作戦として、当然思いつくべきものではある。しかしこの取引きは、国民の手が届かないところで行われる。公明党の協力と引きかえに、維新が候補者擁立を見送れば、その …
検察庁法改正案の例を見ても分かるように、維新の会は政権交代が不可能だと考え、いや最初から自民党に対抗する気などなく、自らの政策を少しでも実現するために、自民党を守ろうとしている(それで成功して野党第1党にまでなったら、今 …
検察庁法改正問題は、維新の会が自民党、少なくとも安倍内閣に逆らえないことを改めて示した。 橋下前大阪市長、吉村大阪府知事は、人事権が内閣にあることを強調した。これにはもちろん同意する。検察の内部で人事が決まれば、その暴走 …
「東京とそれ以外」から成り立っている日本において、東京から離れている大阪は、明らかに不利である(ITの発展とそれによる変化で、状況は少し変わってきているが、競争が激しくなれば、現在ある格差が広がるということもあり得るから …
維新の会の、新自由主義的な面が問題だという人がいる。これには筆者は同意しない。むしろ必要だという立場である。地方自治体はオール与党体制である。自民党の利益誘導的なバラマキ路線に、社民型のバラマキが融合している(自民党が何 …
コロナ禍における維新の会の支持率上昇を見て、立憲民主党も地方の首長選で勝って、そこで実績を上げろという人が増えた。小沢一郎も民主党代表時代、知事選での相乗り(自民党と同じ候補を推す)を禁じた。これが正しかったことを、維新 …
ここで維新の会の、他の問題点について整理しておきたい。今は政治家ではない、橋下徹の姿勢についても述べることになる。かつて維新の会の中心であり、今でも維新に大きな影響力を持っているように見えること、そして同党の議員が、彼の …