日本人はなぜ政権を選び取ることができないのか、考え、論じる
 
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落選させたたかった寝返り議員、そして世襲は続々当選・・・

今回の総選挙で、政権交代は遠のいたように見える。それはもちろん筆者を落胆させるのだが、他にも落胆させられることはあった。民主党系から自民党側に寝返った議員達が、続々と当選した事だ。次の通りだ。 ・柿沢未途(民主党都議時代 …

小選挙区中心である以上「自民vs立憲」になる

立憲民主党と国民民主党が合流した。「せっかく分かれてすっきりしたのに、合流して欲しくなかった」という声、「新たな立憲民主党と新たな国民民主党には、選挙協力をして欲しくない」という声を耳にする。民進党系の再統一が立憲優位の …

ブームという矮小化現象

起こり得る、「保革連立」の再来 前節(「起こり得る、「保革連立」の再来」)で示した過程において問題なのは、新自由主義の是非や取り入れ方という対立軸が、単なる改革ブームと「抵抗勢力バッシング」に矮小化されたことである。それ …

貴族制になってもよいのか

世襲の問題点について述べたい。日本に限ったことでもないが、コネ社会である。コネ社会で出世するのは、有能無能に関係なく、世襲など、血縁によって優遇される者、そうでないハンデを乗り越えようと、重要人物に気に入られるようなこと …

世襲議員ばかりが花形のポストに就く、世襲だらけの自民党

いくら優秀な集票システム、その中に含まれる矛盾をもカバーし得るシステムを持っていても、時代の変化を乗り越えて、その威力を維持させるのは難しいことである。しかし自民党はいくつもの危機を乗り越えて、それをなお、かなりの程度維 …

冷戦終結当時の政治の変化 ~十代の筆者が感じた矛盾~

中学受験の勉強を通して、政治の仕組みを少し知るようになった小六の夏の、ある朝のことだった。父親が「大変なことになったな」と、いつものように新聞を見ながら、しかしいつもとは少し違った声のトーンで、つまりいくらか興奮気味に言 …

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