日本人はなぜ政権を選び取ることができないのか、考え、論じる
 
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第5章 ~1898年3月、第5回総選挙~

① 選挙結果 自由党98、進歩党94、国民協会22、鹿児島政友会7、 公同会6、新自由党2、東北同盟会2、無所属69、計300 自由、進歩両党が伸びた。分裂によって議席数が減っていた自由党は、進歩党を抜いて第1党に返り咲 …

第4章 ~1894年9月、第4回総選挙~

①選挙結果と衆議院議長選挙 自由党107、立憲改進党49、立憲革新党39、国民協会32、 帝国財政革新会5、中国進歩党4、無所属64、計300 自由党が議席を減らし、対外硬派は、立憲改進党が微減したものの議席を増やした。 …

3-22. 薩長閥政府の多数派形成の行き詰まり

吏党系の分解と、それによって生じた勢力や吏党系の系列化は、その原因である薩長閥政府自体にも、大きな影響を与えた。衆議院における多数派形成の行き詰まりである。薩長閥は、自らの首を絞めていたのである。 第1次松方内閣期まで、 …

12. 薩長閥政府支持派に共通する傾向

吏党系、衆議院の他の薩長閥政府支持派の状況を見ていくと、それらのほぼ全てに、同様の現象を確認することができる。ここで整理しておきたい。薩長閥政府支持派を、以下の4つとする(上の2つがここで、吏党系としているものである)。 …

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