日本人はなぜ政権を選び取ることができないのか、考え、論じる
 
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歴史・戦後編No.11~16

歴史・戦後編No.11 欧米と日本の、社民系の政党に対する認識の違いを図にしたのですが、やはり変化への恐れは大きいと感じ、タイトルにしました。社会党左派についても、路線変更が自己否定になるという意味では、やはり恐れもある …

歴史・戦前編No.14~18

歴史・戦前編No.14 戦前の補足です。政党の再編が、その性格の明確化(選挙における明確な選択肢へ)、時代の変化への適応(有効な選択肢へ)に準じたものであったかを考えたいと思います。その参考例としてイギリスについてまとめ …

野党候補の統一予備選挙 註

イギリスは例外かも知れない。『政権交代論』でも述べたが、難しい状況となっている。スコットランドでは、国政選挙においても、労働党ではなくスコットランド国民党に票が集まるようになっている。イングランドよりも苦しく、対抗心を持 …

ノルウェー

スウェーデンからの独立へと進む中、親スウェーデンの面がある保守派と、独立志向の強い自由派の対立があった。自由派は農民と協力し、自由党(左翼党)として政党化されていった。そして1884年に政権を獲得し、保守党と自由党が交互 …

ニュージーランド

当初は自由党と保守派が対峙していた。過半数を上回る議席を得ていた自由党政権が約21年続き、その末期、保守派は改革党という政党を結成した。そして1912年、改革党への政権交代が実現した。その間、自由党から進歩派が離党し、新 …

アイルランド

アイルランドは自治や独立を求める政党の議員などを、イギリス(大英帝国)の庶民院に送り出していた。独立に否定的な統一党(保守党)内閣期の1918年の総選挙では、穏健であり、それまでの主流派であったアイルランド議会党が大敗し …

イギリス

※19世紀については、特に君塚直隆『イギリス二大政党制への道』を参照した。 イギリス国教会でない、カトリックの国王を認めるかという問題について、貴族院と庶民院に、容認派のトーリと反対派のホイッグが形成され、それが政党へと …

「保守」対社民が基本パターン

1955年、保守勢力の結集が自民党結成によって完結した後、野党第1党は、新進党を除けば、社会民主主義的な性格を持つ政党であった。勢いを見せていた社会党に政権を取らせないために、保守勢力が結集したという面が大きかったから、 …

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