日本人はなぜ政権を選び取ることができないのか、考え、論じる
 
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歴史・冷戦後編No.20~25

歴史・冷戦後編No.20 民主党には今の立憲と維新をそのまま合わせたようなところがありました。民主党政権が総選挙の公約にはなく、よって特別準備もしていなかった問題を、時の代表が持ち出した事で追いつめられた事も印象的でした …

歴史・冷戦後編No.14~19

歴史・冷戦後編No.14 第1次小泉内閣期の民主党は内部で動揺しただけでなく、同党が優勢だった市部に限って選挙区の定数を増やす(小選挙区をやめる)というような発言を野中自民党幹事長がしたり、一部の議員を切り崩されたりしま …

歴史・冷戦後編No.8~13

歴史・冷戦後編No.8 こうして見るとやはり理念や政策よりも感情で物事が動いていたと思います。変化の時代にあり、争点は本当はあったのに、争点がないと言われていた事を思い出します。変化の時期にすら、総選挙による変化が起こら …

立憲民主党より民主党の方が良かったのか?

立憲民主党よりも、以前の民主党の方が良かったという声を聞く。筆者はそうは思わない。民主党が政権を得たのは、奇跡的に多くの条件が重なったためだ(『続・政権交代論』「合流するなら取りこぼすな」参照)。むしろ民主党は、あまりに …

運も実力のうち?

小泉純一郎は総理の時代、運が良かったのだと言われることがある。それを思い出させるのが橋下徹・維新の会である。橋下が与党の自民、公明両党の支援で大阪府知事に当選した当時、自民党は弱っていた。強い与党のバックアップを受けなが …

自公連立と公明党

自民党との連立へと進むにあたって、公明党は地域振興券の発行という、効果に乏しい消費刺激策を自民党に採用させた。やり方に差異はあれども、元々ばらまき志向の政党に、ばらまき政策を求めたに過ぎなかったのだが、公明党が自民党から …

感情的なののしり合い

右翼的な人が左翼的な人を、左翼的な人は右翼的な人を、批判するのは自然なことだ。極端な意見が多いものの、どちらかが正しいこともある。自分と意見が異なる人に敬意を払えないのは情けないことだが、そのような人間は、いつの時代にも …

高支持率の小泉内閣と、その限界

小泉内閣の成立は、自民党の歴史における、最大級の激変である。 まず小泉内閣は、福田赳夫内閣以来の、岸派の系譜(→福田派→安倍派→三塚派→森派)が中心の内閣であった。そして小泉がリーダーシップを発揮し、小泉内閣が長期化する …

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