維新の大阪での偉業と、国政でのあまりの中途半端さ
先に断っておくと、筆者の言う「維新の大阪での偉業」とは、府政や市政の改革の事ではない。すでに述べてきた事だが、筆者は維新の、積極的に改革に取り組む姿勢を評価している。しかし、維新の政策を全面的に支持しているわけではない。 …
先に断っておくと、筆者の言う「維新の大阪での偉業」とは、府政や市政の改革の事ではない。すでに述べてきた事だが、筆者は維新の、積極的に改革に取り組む姿勢を評価している。しかし、維新の政策を全面的に支持しているわけではない。 …
今回の立憲の後退を見る際に重要なのが、「何から後退したのか」という事だ。そこで浮かび上がるのが、繰り返される再編と、その再編(と選挙)で膨らんできた、小選挙区落選・比例復活議員である。 前回の総選挙と今回の総選挙を比べる …
維新の会を含む野党が、コロナ対策として共同で、事業者家賃支払い支援法案、続いて、児童扶養手当受給者に対する臨時特別給付金の支給に関する法律案を提出したのは、非常に素晴らしいことであった。維新と左派野党の協力は限定的なもの …
民進党には批判的な国民が多かった。このことが党を動揺させ、そこに小池新党が現れたから、現職を含む都議選の候補者達がなだれ込むように移籍し、国政においても同じことが繰り返された。ただし国政の場合は、党の決定に従って移動した …
いくら優秀な集票システム、その中に含まれる矛盾をもカバーし得るシステムを持っていても、時代の変化を乗り越えて、その威力を維持させるのは難しいことである。しかし自民党はいくつもの危機を乗り越えて、それをなお、かなりの程度維 …
従来の自民党型ばらまき政治の継続を求める人々、国の歳出を抑える新自由主義的改革を求める人々、社会民主主義政党が本来得意とする、社会保障の充実を求める人々、自民党はこのすべてのタイプの人々から支持を得ることができる政党であ …