1-13日本の第2党はなぜ弱いのか1.政権交代論

社会党と民進党だけではない、戦前からの弱かった挑戦者たち

日本の第2党はなぜ、弱いのか。これに対しては日本社会党(の左派)が社会主義陣営に寄り過ぎていた、言い方を変えれば非現実的であったという答えがある。日本社会党の左派は、非武装中立を志向しており、社会主義国を目指していたが、これは多くの日本人が望まないことであった。そして社会党内では左派と右派の対立が繰り返し起こるだけで、自己改革ができない状況に在り続けた。

だが、しかし、日本ではそれよりずっと前、およそ130年前の議会開設当初から、第2党が弱かった。つまり1党優位の傾向があった。そしてその原因は、2つ挙げられる。第2党が理想主義的であることと、第2党で内紛が絶えないことである。党の理念、政策は異なるものの、これらの点ではおおむね、他の第2党も社会党の系譜と似ているのである。このことについて見ていきたい。