日本人はなぜ政権を選び取ることができないのか、考え、論じる
 
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歴史・冷戦後編No.14~

歴史・冷戦後編No.14 第1次小泉内閣期の民主党は内部で動揺しただけでなく、同党が優勢だった市部に限って選挙区の定数を増やす(小選挙区をやめる)というような発言を野中自民党幹事長がしたり、一部の議員を切り崩されたりしま …

歴史・冷戦後編No.8~13

歴史・冷戦後編No.8 こうして見るとやはり理念や政策よりも感情で物事が動いていたと思います。変化の時代にあり、争点は本当はあったのに、争点がないと言われていた事を思い出します。変化の時期にすら、総選挙による変化が起こら …

歴史・戦後編No.1~5

歴史・戦後編No.1 今回から戦後編です。国民が自ら政権を選択する機会がまともにないまま、外圧による民主化を迎えた事を、政党システムの状況と合わせて整理してみました。   歴史・戦後編No.2 藩閥の次はGHQ …

歴史・戦前編No.14~18

歴史・戦前編No.14 戦前の補足です。政党の再編が、その性格の明確化(選挙における明確な選択肢へ)、時代の変化への適応(有効な選択肢へ)に準じたものであったかを考えたいと思います。その参考例としてイギリスについてまとめ …

歴史・戦前編No.7~13

歴史・戦前編No.7 政党が民意を見て、立ち位置、政策、理念を変化させる事はあって当然だと思います。しかし日本の場合、自由党系優位である事が多かったとはいえ、一応ライバルであった大政党が、重要問題で短期間に入れかわるよう …

歴史・戦前編No.1~6

歴史・戦前編No.1 知識不足ですが、No.2で日本の場合を見て比較するため、参考例として整理してみました。議会政治も政党も少しずつ進歩し、整備されるものですが、始まりと初期の歩みにヒントがあるという面も大きいと思ってい …

左派野党の中で、れいわだけは躍進

れいわ新選組は今回、4議席を獲得するほどの力を見せた(実際には、重複立候補者が小選挙区で法定得票数に達しなかったことから、3議席に)。2019年の参院選で華々しいデビューを飾ったれいわだが、その後は不振だと言われ続けた( …

小沢系と維新の会の共通点

小沢一郎の自由党(2003年に民主党に合流する前の自由党)と、維新の会には似たところがある。次の通りだ。   ①自民党を離党した新自由主義的改革派 自由:自民党を離党して新生党を結成 →新進党→自由党→民主党→ …

オーストリア

オーストリア帝国はハンガリーとの同君連合となったが、オーストリアも多民族であり、他国と同様に、保守系、自由系、社民系の勢力、政党こそ誕生したが、オーストリアやチェコに、それぞれ同様の政党が存在、誕生し、政党の数が非常に多 …

合流するなら取りこぼすな

ここで民主党系の再編と、それにおける繰り返しを整理しておきたい。以下の通りである。   ・社民党+新党さきがけ=民主党:自社さ政権の負の面を背負う、社民党とさきがけの党首クラスを排除した。このため社民党の残部が …

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