歴史・冷戦後編No.1~7
歴史・冷戦後編No.1 今回から冷戦後です。自民対民主の印象が強いし、今よりも野党の議席が多いという事はありますが、非自民が左右に分かれて(広がり?)1強2弱になったきっかけは、この時の自民党分裂(と日本新党の躍進)でし …
歴史・冷戦後編No.1 今回から冷戦後です。自民対民主の印象が強いし、今よりも野党の議席が多いという事はありますが、非自民が左右に分かれて(広がり?)1強2弱になったきっかけは、この時の自民党分裂(と日本新党の躍進)でし …
小沢一郎の自由党(2003年に民主党に合流する前の自由党)と、維新の会には似たところがある。次の通りだ。 ①自民党を離党した新自由主義的改革派 自由:自民党を離党して新生党を結成 →新進党→自由党→民主党→ …
先に断っておくと、筆者の言う「維新の大阪での偉業」とは、府政や市政の改革の事ではない。すでに述べてきた事だが、筆者は維新の、積極的に改革に取り組む姿勢を評価している。しかし、維新の政策を全面的に支持しているわけではない。 …
今回の総選挙の結果で最も目を引くのは、やはり維新の会の躍進だろう。選挙前11議席であったのが、41議席になった。4倍に近い躍進だ。 政権を選ぶ総選挙で、このような事が「最も目を引く」というのは、本当はおかしなことだ。しか …
立憲民主党よりも、以前の民主党の方が良かったという声を聞く。筆者はそうは思わない。民主党が政権を得たのは、奇跡的に多くの条件が重なったためだ(『続・政権交代論』「合流するなら取りこぼすな」参照)。むしろ民主党は、あまりに …
議会政治を「輸入」したものの、政党を育てる文化がない日本では、組織政党と呼べるものが、宗教団体を基盤とする公明党と、社会主義の共産党しかない。これでは、形だけ民主主義を移植した国を笑えない。与野党に文句を言いながら、「お …
筆者は格差の拡大に否定的だ。これに関して、「機会の平等+最低限のセーフティネットではだめなのか」、「努力して結果を出した人と、努力しない人の間で格差が生じるのは当然ではないか」と言われることがある。一理あると思う。しかし …
次に立憲民主党だ。前節で述べたことに関して懸念がある。それは2007年の参院選で、民主党が自民党を大きく上回る議席を得た時、小沢代表(当時)の戦略が功を奏したと考えられるのだが、民主党の議員達に、そのような意識があまりな …
ずっと保守を自認してきていながら、一文字目が社会党→社民党と同じ「社」になる、そして社民系の政党にとっては特に重要な「社会保障」を、自らの会派名の頭につけ、「社会保障を立て直す国民会議」という、「社」民党、「立」憲民主党 …
維新の会を含む野党が、コロナ対策として共同で、事業者家賃支払い支援法案、続いて、児童扶養手当受給者に対する臨時特別給付金の支給に関する法律案を提出したのは、非常に素晴らしいことであった。維新と左派野党の協力は限定的なもの …