日本人はなぜ政権を選び取ることができないのか、考え、論じる
 
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現状編(No.7~No.14)

現状編No.7 みんなが自民党員になれば自民党の総裁選が大統領選挙のようなものになるという話もあります。しかし総裁選は国会議員の票が非常に重いですし、みんなが払う自民党の当否は事実上の税金になる。その先にさらなる変化があ …

維新に残る、政権を狙う政党への可能性

もちろんこのままでも、10年、20年かければ、維新は政権を狙う政党になるかも知れない。民主党にできなかったことだから、全く容易ではないが。 民主党にできなかったとしたのは、2009年の政権交代が、あまりに奇跡的に、条件が …

55年体制から残されている課題

「日本には政権交代がほとんどない」と言っても、1980年代前半までの、社会主義協会が強かった社会党が政権を取ったら、それこそ同党による独裁になっていたのではないかという疑問はある。筆者が知っていたのは、あくまでも1989 …

筆者が政権交代を求める理由

筆者は格差の拡大に否定的だ。これに関して、「機会の平等+最低限のセーフティネットではだめなのか」、「努力して結果を出した人と、努力しない人の間で格差が生じるのは当然ではないか」と言われることがある。一理あると思う。しかし …

戦後の政党の変遷と位置関係

1945年-終戦、政党の復活。 ・     自由、進歩連立政権、社会・民主・国民連立政権。 ・     民主自由党~自由党政権(吉田内閣)。民主党政権。 ・     社会党再統一、自民党結成で55年体制成立、自民党政権に …

一度くらい、外圧なしに変わりたい

新型コロナの問題が深刻な時、政局中心の話が多くて心苦しい。しかし、政権交代がすでに定着し、洗練された大政党の健全な競争が実現していたなら、日本の政治のレベルはもっと高く、緊急時にもしっかりと動くことができていたと考える。 …

今のままでも、国民が変われば

筆者は、自らが良いと思う選挙制度になれば当然嬉しいが、それが難しいことは知っている。そうであるなら、結果が比較的はっきりと出る今の制度で、たとえ自民党に有利ではあっても、政権交代を定着させるよう、非自民の議員や国民が、共 …

これまでの再統一への歩み

ここで、民主党系再統一の動きについて、簡単に整理しておきたい。最初は希望の党の方が前向きであった。 結局は衆議院議員の移籍にとどまった、希望の党への合流による民進党の分裂(希望の党への移動は、総選挙が迫っていたため、とり …

次の総選挙はどうなるか

次の総選挙はどうなるのだろうか。自公vs維新vs民主系・共産vsれいわだと、特にれいわが民主系に与した場合、維新は民主党系と、どんなに良くても互角だろう。大阪府を除けば、例えば維新の大ブームがなくても当選し得るような、力 …

国難の時に気をつけなければいけないこと

新型コロナウイルスを対象に含めるため、インフルエンザ等対策特別措置法が改正された。大変恥ずかしいが、筆者は知事に権限があると思い込んでおり、当初は法案に賛成であった。実際には何でも国と相談しなければならず、国は口を出して …

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