日本人はなぜ政権を選び取ることができないのか、考え、論じる
 
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歴史・冷戦後編No.8~13

歴史・冷戦後編No.8 こうして見るとやはり理念や政策よりも感情で物事が動いていたと思います。変化の時代にあり、争点は本当はあったのに、争点がないと言われていた事を思い出します。変化の時期にすら、総選挙による変化が起こら …

1党優位の傾向・野党再編(①)~変化のためには不可避であった政界再編~

第11回総選挙は第10回総選挙と同じく、政友会内閣の下での選挙であったから、立憲政友会が不利になるとは考えられなかった。一方、都市部での変化(実業家等の無所属の候補が多く当選。第10章実業派の動き・選挙制度の影響・野党再 …

失望続き、落胆続きであっても捨てられないもの

このあたりで改めて、筆者の考えについて、少し記しておきたい。筆者が政治に関心を持つようになったきっかけ、非自民連立政権に対して持った不信感について、以前述べた(『政権交代論』「冷戦終結当時の政治の変化~十代の筆者が感じた …

戦後の政党の変遷と位置関係

1945年-終戦、政党の復活。 ・     自由、進歩連立政権、社会・民主・国民連立政権。 ・     民主自由党~自由党政権(吉田内閣)。民主党政権。 ・     社会党再統一、自民党結成で55年体制成立、自民党政権に …

1党優位制を守る、「繰り返し」

離合集散や党内抗争ではなく、国民が選挙で変化を起こすようにならなければ、一人前の民主主義国とは言えない。しかし、日本では変化が政治家にお膳立てされ、国民はそれを追認してきた(『政交代論』「歴史上一度だけの政権交代」参照) …

立憲民主党に足りないのは、やはり議論

安倍内閣の国会嫌いは困ったもので、臨時国会を求められても開会せず(憲法違反の疑いが強い-『政権交代論』「民主党→民進党よ対案を掲げよ!と簡単に言うな」参照-)、野党は追求すらままならない状況だ。平たく言えば、安倍総理は野 …

人気者に頼るという第2党交代の問題点と、中途半端な再編の繰り返し

社会党から新進党への、そして民進党から希望の党への第2極の交代は、共に短いものであった。特に後者(希望の党が第2極であった状況)は、一瞬で終わった。新進党崩壊後の動きと希望の党の動きには、共通の問題がある。 新進党の解散 …

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