日本人はなぜ政権を選び取ることができないのか、考え、論じる
 
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歴史・冷戦後編No.26~31

歴史・冷戦後編No.26 野党再編が予想外に遅れ、また当初の予想と異なるものになったのは、中心人物(になりたい議員)が多かった事と、自民党の右傾化を前に、左側の需要が高まったためでした。非自民全体が2弱となり、その中の第 …

歴史・冷戦後編No.20~25

歴史・冷戦後編No.20 民主党には今の立憲と維新をそのまま合わせたようなところがありました。民主党政権が総選挙の公約にはなく、よって特別準備もしていなかった問題を、時の代表が持ち出した事で追いつめられた事も印象的でした …

歴史・戦後編No.11~16

歴史・戦後編No.11 欧米と日本の、社民系の政党に対する認識の違いを図にしたのですが、やはり変化への恐れは大きいと感じ、タイトルにしました。社会党左派についても、路線変更が自己否定になるという意味では、やはり恐れもある …

歴史・戦後編No.6~10

歴史・戦後編No.6 55年体制成立前には、55年体制以外の各時代と、似たような事が起こっています。21世紀に入ってからの民主党への政権交代と自民党への戻りを除き、選挙による政権交代と言われるものには図の3つがありますが …

歴史・戦前編No.1~6

歴史・戦前編No.1 知識不足ですが、No.2で日本の場合を見て比較するため、参考例として整理してみました。議会政治も政党も少しずつ進歩し、整備されるものですが、始まりと初期の歩みにヒントがあるという面も大きいと思ってい …

万年野党の支持基盤を続けてきた連合の、不満も分かる

戦後、労組の連合体は2つあった(これらの全国中央組織をナショナルセンターと呼ぶ)。戦前の総同盟(友愛会→大日本労働組合総同盟友愛会→日本労働総同盟。戦時中は戦時体制―大日本産業報国会―に組み込まれた)を引き継ぐ同盟(日本 …

維新大躍進の要因

今回の総選挙の結果で最も目を引くのは、やはり維新の会の躍進だろう。選挙前11議席であったのが、41議席になった。4倍に近い躍進だ。 政権を選ぶ総選挙で、このような事が「最も目を引く」というのは、本当はおかしなことだ。しか …

筆者が政権交代を求める理由

筆者は格差の拡大に否定的だ。これに関して、「機会の平等+最低限のセーフティネットではだめなのか」、「努力して結果を出した人と、努力しない人の間で格差が生じるのは当然ではないか」と言われることがある。一理あると思う。しかし …

社会民主党

社民党は、まとまって立憲民主党に合流すべきである(これは2020年には実現せず、社民党は立憲民主党合流派と、残留派に分裂し、前者が立憲民主党入りした)。 確かに、立憲民主党は社民党に近いものの、社民党よりは右だと言える。 …

野党再編に依存しない支持拡大とは?

立憲民主党の枝野代表はおそらく、ブームを起こすよりも、長続きするような確かな支持を、少しずつでも広げようとしているのだろう。簡単に離党者も出るような民主党系が、少なくともしばらくは続きそうな苦しい状況の中(民主党系の支持 …

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