日本人はなぜ政権を選び取ることができないのか、考え、論じる
 
タグ: <span>保守</span>

歴史・戦前編No.1~6

歴史・戦前編No.1 知識不足ですが、No.2で日本の場合を見て比較するため、参考例として整理してみました。議会政治も政党も少しずつ進歩し、整備されるものですが、始まりと初期の歩みにヒントがあるという面も大きいと思ってい …

維新も嫌で、小池都知事と自民党へ?

玉木・国民民主党が右の陣営に入る場合、まずは新参者として、「敵軍を離脱して良く来たな」と、受けれてもらう立場になる(なにせ、つき物がとれたと自己分析しているのだから)。だからと言うべきか、ついにと言うべきか、国民民主党は …

維新はこれまでの新党とは違う

冷戦が終わると、日本ではいくつもの保守新党が誕生しては消えた。主なものだけでも次の通りである。なお、冷戦期にも新自由クラブという政党が存在した。これはロッキード事件で揺れる自民党を離党した、若手議員らが結成した政党で、ブ …

自民党は現代の政党ではない

議会政治を「輸入」したものの、政党を育てる文化がない日本では、組織政党と呼べるものが、宗教団体を基盤とする公明党と、社会主義の共産党しかない。これでは、形だけ民主主義を移植した国を笑えない。与野党に文句を言いながら、「お …

立憲民主党

次に立憲民主党だ。前節で述べたことに関して懸念がある。それは2007年の参院選で、民主党が自民党を大きく上回る議席を得た時、小沢代表(当時)の戦略が功を奏したと考えられるのだが、民主党の議員達に、そのような意識があまりな …

これからの立憲民主党

維新の会は今回、小池都知事を支持し続け、希望の党を再度結成した松沢元神奈川県知事、そして小池都知事を支持し、後に批判して決別をしたことで知名度を上げた音喜多元都議を擁立した。これにより、定数は多い神奈川県、東京都の両選挙 …

そして、民進党の再建、変革、強化~新しい合流の形~

2017年の総選挙で立憲民主党が第2党に上がったことを考えれば、立憲民主党中心の左派連合が、自民党に対峙すべきであり、それに沿った、立民中心の再編(自由、社民両党との合流、国民、無所属の民進党系のうち、可能な議員達の吸収 …

日本人が野党第一党を取りかえたことはない?

日本人が自ら政権交代を起こしたといえるのは2009年だけだということを、以前述べた。だが、それだけではない。優位政党に対する挑戦者であることの多い野党第1党を、自ら別の党に取りかえたということも、実はほとんどない。それを …

「保守」対社民が基本パターン

1955年、保守勢力の結集が自民党結成によって完結した後、野党第1党は、新進党を除けば、社会民主主義的な性格を持つ政党であった。勢いを見せていた社会党に政権を取らせないために、保守勢力が結集したという面が大きかったから、 …

石原新党の失敗

まずは、たちあがれ日本だが、次に見るみんなの党、日本維新の会と比べると、同時期に結成された新党改革同様、人気はなかった。 たちあがれ日本は、野党となった自民党を離党した議員達と、平沼赳夫(郵政民営化に反対し、復党の条件と …

Translate »