日本人はなぜ政権を選び取ることができないのか、考え、論じる
 
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2つの維新

維新の会の、これまでの離合集散を確認しておきたい。まず、日本維新の会は2012年、地域政党として結成されていた大阪維新の会の、国政版として結成された。大阪維新の会は自民党の分派であったが、日本維新の会に参加した自民党議員 …

自由民主党

ここから、筆者が今、各党に望むことを書いていくのだが、自民党については書きようがない。まさか選挙で負けてくれなどと言っても仕方がない。万年与党を相手に、「立ち止まって考えろ」とも言えない。 かなりの冒険にはなるが、イタリ …

維新の会はどこへ行けばいいのか

日本維新の会についても述べなければならない。同党には、以下の4つの道があると考えられる。 ①各地の地域政党の連合体を形成する。 ②新自由主義的な、反既得権益の第3極の再興を図る。 ③民進党系の再統一に参加する。 ④自民党 …

2012年総選挙、自民でも民主でもない地方分権派勝利の夢

2012年は、第46回総選挙における自民党の復権、民主党の大惨敗で終わったが、実は日本政治の一大分岐点であった。その機会が生かされることなく、2大政党制を通り過ぎて、1党優位制にまで逆行してしまったのである。その機会とは …

真の保守も何度もつぶれ仲間を見捨てる

第3極が2つに裂かれる傾向を見てきたが、真の保守を自認する勢力にも、そのような傾向はあった。郵政民営化反対派である。 その多くは、情けない議員であった。郵政民営化関連法案を参議院で否決に追い込んだにもかかわらず、小泉総理 …

第3極右派もまとまらず・・・

何度も気を取り直して票を投じてきた自民党に対する失望、それは、代わりの選択肢であった民主党に対する失望で容易に変わるものではなかった。民主党(政権)に対する失望は、選挙に行かなくなった有権者と共に、民主党から自民党に投票 …

頑固でなければできないが、その頑固さが命取り

みんなの党と日本維新の会のたどった道を見ると、創設者(みんなの渡辺と維新の橋下)の頑固さがあだとなっていることが分かる(今では、同じく、というよりも維新の本当の創設者であるとも言える松井一郎の頑固さも気になる)。両党は政 …

維新の失敗

その維新について見る。「維新」とだけしたのは、日本維新の会も、維新の党の残留派も、おおさか維新の会も対象とするからだ。 大阪維新の会は、2010年4月に結成された。政治経験はまだ浅かったが、熱心な改革派であった橋下徹大阪 …

石原新党の失敗

まずは、たちあがれ日本だが、次に見るみんなの党、日本維新の会と比べると、同時期に結成された新党改革同様、人気はなかった。 たちあがれ日本は、野党となった自民党を離党した議員達と、平沼赳夫(郵政民営化に反対し、復党の条件と …

第3極の2極化

2大政党(自民党と民主党)が共に新自由主義的だとは言えない状況下、日本の政界に、新自由主義派として、第3極が復活した。みんなの党の誕生である。 小泉政権によって自らの支持基盤を削った自民党が、安倍内閣以降、新自由主義から …

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