日本人はなぜ政権を選び取ることができないのか、考え、論じる
 
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「保守」対社民が基本パターン

1955年、保守勢力の結集が自民党結成によって完結した後、野党第1党は、新進党を除けば、社会民主主義的な性格を持つ政党であった。勢いを見せていた社会党に政権を取らせないために、保守勢力が結集したという面が大きかったから、 …

社会党に取って代わるスター政党はなかった

社会党が駄目だというなら、方法は2つしかなかった(政権交代など永遠になくても良いというのなら別だが)。1つは、それでも社会党を第2党にとどめ、変化させる。もう1つは、第2党を社会党から、もっと期待できる政党に取り替えてし …

日本社会党系の苦悩

※『政党、会派の系譜』の「主要政党・派閥簡略系譜」のような、簡易的な政党の変遷を参照しながら読んで頂けると分かりやすくなると思う。   次に、自民党誕生後、つまり五十五年体制下の万年第2党、日本社会党の系譜を見 …

疑似政権交代の背景にある自民党の多様性と中選挙区制

自民党の結成後、政権交代が全くなかった1993年までの38年間、つまり五十五年体制下、国民に一定の満足感を与えたのが、自民党内の主流派、つまり内閣の中心となる勢力が入れ替わる、疑似政権交代であった。それを可能にしたのは、 …

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