歴史・戦後編No.17~22
歴史・戦後編No.17 新自由クラブという政党そのものの理念や政策に関する評価は別として、巨大な自民党からわずか6人が離党して結成した政党、つまり政権を取れないような政党が「自民党に投票したくなくなったけど既存の野党には …
歴史・戦後編No.17 新自由クラブという政党そのものの理念や政策に関する評価は別として、巨大な自民党からわずか6人が離党して結成した政党、つまり政権を取れないような政党が「自民党に投票したくなくなったけど既存の野党には …
現状編No.7 みんなが自民党員になれば自民党の総裁選が大統領選挙のようなものになるという話もあります。しかし総裁選は国会議員の票が非常に重いですし、みんなが払う自民党の当否は事実上の税金になる。その先にさらなる変化があ …
筆者は、自らが良いと思う選挙制度になれば当然嬉しいが、それが難しいことは知っている。そうであるなら、結果が比較的はっきりと出る今の制度で、たとえ自民党に有利ではあっても、政権交代を定着させるよう、非自民の議員や国民が、共 …
政権交代が起こりそうにないと、国民の関心は、自民党内の、国民の手の届かないところにある(党員になれば通常の総裁選では、国会議員よりはるかにウエイトの小さい1票を投じることはできるが)、自民党内の権力闘争に移る。 すでにみ …
中選挙区制の下、野党が不振を脱せずに「万年野党」となり、疑似政権交代と呼ばれる現象を見せた自民党が「万年与党」となったことについて述べた。 だが疑似政権交代は、1つの政党の内部における、あくまでも疑似的な政権交代である。 …
自民党の結成後、政権交代が全くなかった1993年までの38年間、つまり五十五年体制下、国民に一定の満足感を与えたのが、自民党内の主流派、つまり内閣の中心となる勢力が入れ替わる、疑似政権交代であった。それを可能にしたのは、 …