日本人はなぜ政権を選び取ることができないのか、考え、論じる
 
歴史・戦前編No.1~6

歴史・戦前編No.1~6

歴史・戦前編No.1

知識不足ですが、No.2で日本の場合を見て比較するため、参考例として整理してみました。議会政治も政党も少しずつ進歩し、整備されるものですが、始まりと初期の歩みにヒントがあるという面も大きいと思っています。

 

歴史・戦前編No.2

日本とドイツは権力者が政党を形成しなかった(共にⒷに該当しない)事が共通点ですが、Ⓓについて正反対であり、そこに、日本でドイツより早く政党中心の内閣が見られるようになった原因があります。戦後、ドイツは政党数を減らして政党政治を安定させ、日本では戦前にも見られた一党優位の傾向が強まりました。

 

歴史・戦前編No.3

政党間に理念や政策、支持層の合理的な差異がなければ、最も強い政党に支持が集まるのは自然と言えば自然な事だと思います。2つの自由系の政党が、右(政党化、総選挙での対決を避けた薩長閥)からも左(制限選挙、弾圧、国家の発展段階による制約から議席の獲得、伸長が極度に困難であった社民~社会主義勢力)からも挑戦を受けない状況が長く続きました。

 

歴史・戦前編No.4

No.2、3と重複する内容ですが、改めて図にしておきたいと思いました。

 

歴史・戦前編No.5

再編には他の党派も参加していましたし、伊藤系が全体的に政友会に参加したというのは誇張になるかも知れませんが、両縦断とも、核となる政党以外からの参加もありましたし、貴族院議員が集団的に参加するという形は回避されたので、図のような表記で問題無し、比較可能だと考えました。

 

歴史・戦前編No.6

この状況が何をもたらしたのかについては、改めて図にしたいと思います。

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