日本人はなぜ政権を選び取ることができないのか、考え、論じる
 
歴史・戦後編No.6~10

歴史・戦後編No.6~10

歴史・戦後編No.6

55年体制成立前には、55年体制以外の各時代と、似たような事が起こっています。21世紀に入ってからの民主党への政権交代と自民党への戻りを除き、選挙による政権交代と言われるものには図の3つがありますが、実際には「選挙による」とはなかなか言い難いものです。それが良い悪いというよりも、経験が不足しているため、積み重ねていかなければいけないと思うのです。

 

歴史・戦後編No.7

憲政党は当時の政界全体の中では保守とは言えませんが、自由党系や改進党系が合流したという点では自民党の先駆けのような政党だと思います。そもそもこのような場合に使う「保守」(戦後に保守と呼ばれるもの)には、中道(中道左派までは基本的には行かない)も含まれると思いますが。

 

歴史・戦後編No.8

日本の政党システムに問題があったという事を考える時、避けて通れないのが社会党の問題ですが、同党については欧州の社会主義政党、社会民主主義政党との比較が不可欠なので、比較用に簡単にまとめてみました。

 

歴史・戦後編No.9

日本社会党の問題については、日本共産党も念頭に置いて、次回、少し掘り下げて整理したいと思っています。

 

歴史・戦後編No.10

社会党不振の原因を整理しました。そこには偶然もある一方、かなり明確な因果関係もあると感じます。一般国民がもう少し社会党を支えていたらとも思いますが、戦後の厳しい状況にあった人々にそんな事は言えません。だからこそ冷戦後にできた事はもっとあるし、今からでもと思います。なお、野党が連携する時に野党第1党に支持がより多く集まるのはどうしても起こる事で、受け入れて候補者調整等で工夫するしかないと考えます。

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