歴史・冷戦後編No.45

もうすでに隔世の感といったところですが、立維共闘についてもまとめておきたいと思います。当時は期待もしましたが、その後を見ると、立維は(そして立国も維国も)、理念や政策の違いの前に、最低限の信頼関係を築くのも困難であると感じます。個々の議員レベルではそうでない場合もあるのでしょうが。
歴史・冷戦後編No.46

やはり立憲と維新が連携するのは難しいと感じます。この当時は力関係が対等に近かったので、今より組む必要性が高く(自民に対抗するなら)、今より立憲が譲歩を強いられる状況にあったと思います。両党の理念が一致したり仲良くなったりする事はないので、両党の格差が大きくなる、党首が代わるというような変化が事態打開の鍵になると考えます。
歴史・冷戦後編No.47

もう意味がない話のようにも感じますが、立憲と維新が組まずに戦っても自公が過半数割れを起こす可能性が高まっており、図の下半分については今後の可能性としても考えられると思います。また自民党がある程度支持を回復すれば1強2弱に戻り、立憲と維新が決断を迫られる事にもなり得ます。
歴史・冷戦後編No.48

金融緩和もそうですが、新自由主義も正しいとか間違っているというより、そういった方向性が必要な場合があるという事だと思います。それを専門家と共にコントロールするのが世論や選挙。しかし日本の場合はそれがうまく機能せず、優位政党の中で急浮上し、政権交代による修正を回避するため、優位政党の中で勝手に幕が下ろされる。賛否双方の不満が共に、非自民側に押し寄せる。なんとかしたいものです。
歴史・冷戦後編No.49

維新の会を理解しにくいのは、かつての小沢系と民主党の双方に似ているからかも知れないと思いました。小沢系は民主党に合流しましたが、その時には保守改革派から社民系に変化していたし、一つの政党に、基本は中小政党の小沢系と、大政党の民主党の性格が同時にあるというのは、やはり掴みにくいです。
歴史・冷戦後編No.50

立維共闘の解消は、維新が立憲の議員の発言を利用して、統一補選・地方選の前後に「かっこよく」立憲を切って見せたのだと思います。それを総選挙の頃まで待てなかったところ(読み違い?)、万博に他の野党を巻き込めなかったところに、結局維新の限界があると感じます。日本にとってはそれで良かったと思いますが、課題がそのまま残っているような面もあります。
歴史・冷戦後編No.51

国民民主党には欧米の社民系に当たるという面もありますが、結成時~初期に、中道左派~左翼の中で最大の政党になる事が条件であると思います(戦後であれば中道~左翼)。そうなれなかった場合、冷戦期のイタリアもそうでしたが、仮により右の社民系が求められる時にも、それに応じるのはもっと左に位置する大政党だという事になります(政党はそのくらいの幅で変化するものであり、大政党はボリュームゾーンに移動する事が多い)。
歴史・冷戦後編No.52

野党が政策ごとに是々非々で与党とも協力する事に問題はない。ただし政権交代が定着していて国民が本当に選挙で政権を選べるならば。と考えます。政策重視を掲げる事で逆に政局重視のようになってしまう。これは小党にとってなかなか回避できない事だと思います。
歴史・冷戦後編No.53(追加)

総選挙の結果に関して整理してみました。自民党の敗けとするには、立憲が最低でも総選挙後に、自公両党の合計を超える勢力を形成する必要があると思います。しかしそれがなくても、非優位政党である第2党がこれだけの議席を得るのは(残念ながら)非常に珍しい事なので、そこに最も注目するべきだとは思います。
