原因究明編No.7

野党と官僚機構を駆使できる与党の政策立案に関する格差も、政権交代が極端に少ない場合、問題だと思います。選挙制度の改正には、政権交代が起こりやすくなり、かつ不安定になり過ぎない事を期待します(ある程度の不安定化は、現行制度で変化できないのなら仕方がないと思います)。そのためにはどのような制度が良いのか、解決編で整理したいと思っています。1強好きで1強政治が染みついた日本の場合、制度をいじるだけでは変わらないとも思いますが、それについても考えていきたいと思います。
原因究明編No.8

扱いにくいテーマではありますが、避けられません。国民を総体として捉えるのは乱暴かも知れませんが、他国民をバカにするのではなく、自国について教訓を得るためなら、むしろ大切な事だと考えます。米軍に関する事件が沖縄県議選の後に明らかになりましたが、情報が隠される中での選挙は民主的だとは言えません。民主主義国の国民なら、どんな立場でも怒るべきだと思います。※
補足ですが、「夢を見すぎ」の反対として、「政治家はみんなセレブで、議員の地位を守るために離合集散する」という見方は、そうでない議員が多くいる事、また「当選のため」と「日本のため」を完全に分離する事がそもそもできない事から、危険だと感じます(それでも、優位政党に移る野党議員は問題だと思いますが)。
原因究明編No.9

「石破対野田」で、政党政治が多くの人から見て無難な競争に落ち着いたという面もあります。しかしその分、このような競争がうまく機能しないように見える時が来れば、それは本当に注意が必要な局面に入るという事だと思っています。(新自由主義を全面的に否定する意図はありません)
原因究明編No.10

1強2弱は残念ながら、左右とは異なる視点で見ても必然だったと実感します。また冷戦後の1党優位について考える時、どうしても農村部と公明党がこれを守ったという、分断を煽る事、特定の宗教を強く批判する事になりかねない、しかも実際には多様性もある人々を一くくりにする乱暴な議論になりかねないという問題があります(一方で都市で票を稼ぐ政党が実は、農村部選出の自民党離党者の議席に、数の上でも助けられているという矛盾も)。しかし向き合わないわけにもいかない。だからこそ、思い込みに注意しながら真剣に考えなければと思います。
原因究明編No.11

欧米の社民系も新自由主義を取り入れましたが、それと自民党が何でも吸収して溶かすのとは違うと思います。マイナス面もありますが、合理的な説明ができる政策にはなっていると思います。対する自民党はぼんやりしていて、その時の様子や力関係で強弱が変わるという程度。バランスが良いというものでもありません。だから明確である事が野党の魅力になるのですが、明確だと多数派にはなりにくい(日本では?)。
原因究明編No.12

支持を失えば自分達も悲惨な状態に置かれるという事を一番よく分かっているのは今のところ立憲民主党だと思います。しかしそれでも慎重になりすぎれば魅力がなくなって政権に手が届かないというジレンマはあると思います。維新のベーシックインカムは新自由主義的なものだと思っていましたが、結局維新は利権、無駄を省けば財源は多くあり、国民の負担を軽くしつつ、社会保障を充実させられるという、民主党よりも非現実的な姿勢になりました。その中でベーシックインカムが取り消されたような状態になり、高齢者と富裕層を一体的に見る危ういポピュリズムを帯びてきました(そこで国民民主党と競合しているのも第3極を象徴しているような・・・)
