日本人はなぜ政権を選び取ることができないのか、考え、論じる
 
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自民党に入りたい

2012年12月、民主党が総選挙で大惨敗して野党に戻ると、自民党に移る議員、移ろうとする議員が散発的に現れた。これについては『政権交代論』「民主党→民進党の保守系」で確認し、最新の事例を書き加えている。 このような議員は …

野党と組むぞという脅し

五十五年体制下の、自民党には、派閥間の対立に敗れ、あるいは非主流派から脱せず、自分の派閥ごと自民党を去ろうとした、あるいはそれをうわさされた大物議員がいた。河野一郎、三木武夫、福田赳夫である。そしてこれを実現し、五十五年 …

悪に入って悪を正すという便利な言い訳

野党の陣営から自民党に移った(戻った)議員がよく用いる、「内部から自民党を変える」という言い方がある。一理あるとはいっても、権力にすり寄る行動を正当化するために、便利すぎる言い方である。このようなことを言う人物については …

保守2大政党制失敗の要因

第1党になることもなく、約3年間で第2党の地位を明け渡した新進党であるが、その失敗の原因には、様々なことが挙げられる。寄せ集めゆえの統一性の弱さ、小沢主導(→小沢の自民党への接近)に対する反発、1996年総選挙の時の消費 …

戦後初、総選挙の結果を踏まえた政権交代の問題点

ここで、まともな政権交代とはし得ない、つまり有権者が政権を選択したとはいえないと評価した、第23回総選挙後の政権交代を、その前後の状況と合わせて見ていく。日本の議会史上初めて、社会(民主)主義政党が第1党となった総選挙で …

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