第1章 ~1890年7月、第1回総選挙~
① 選挙制度 選挙権は直接国税を年15円以上納めた25歳以上の男子、被選挙権は同様の30歳以上の男子にあり、小選挙区制であった(214の1人区の他に43の完全連記制―定数と同じ数の後者に投じる―の2人区の計300議席)。 …
① 選挙制度 選挙権は直接国税を年15円以上納めた25歳以上の男子、被選挙権は同様の30歳以上の男子にあり、小選挙区制であった(214の1人区の他に43の完全連記制―定数と同じ数の後者に投じる―の2人区の計300議席)。 …
※『政党、会派の系譜』の「主要政党・派閥簡略系譜」のような、簡易的な政党の変遷を参照しながら読んで頂けると分かりやすくなると思う。 帝国議会開設当時の衆議院における第1、2党は、立憲自由党と立憲改進党であっ …