新55年体制の定着は考えにくい
この参院選の結果が立憲に突き付けたのは、次の総選挙で立憲が微減程度に終わるとは考えにくい事だ。状況が変わって順境にならない限り(自民党が好きな時に総選挙をする事ができるのだから、総選挙の時に立憲が順境にある可能性は低い) …
この参院選の結果が立憲に突き付けたのは、次の総選挙で立憲が微減程度に終わるとは考えにくい事だ。状況が変わって順境にならない限り(自民党が好きな時に総選挙をする事ができるのだから、総選挙の時に立憲が順境にある可能性は低い) …
神奈川県選挙区に関して補足しておきたい事がある。それは同選挙区における「民主党系」の候補の多さだ。ここで言う「民主党系」とは、かつて民主党に所属していたか、その直系とし得る国民民主党、立憲民主党の公認を得ている候補者であ …
2022年参院選の自民党に関して、いくつか述べたいことがある。すでに述べてきたように、自民党は危機感を覚えた2021年の総選挙を必死に戦った。まず、総選挙直前に党首(総裁)、つまり総理大臣を岸田に代えて、立憲民主党との差 …
一つ前の2019年の参院選で話題となったのが、れいわ新選組、NHKから国民を守る党の議席獲得である。何十年ぶりかのミニ政党ブームかとも思われた(『続・政権交代論』「れいわ新選組と、NHKから国民を守る党について」参照)。 …
改めて2022年参院選の結果を示す。 自由民主党 選挙区 比例区 計 非改選 合計議席(同選挙前) 自由民主党 45 18 63 56 119(111) 公明党 7 6 13 14 23( 28) …
2022年の参院選は次の結果となった。 自由民主党 選挙区 比例区 計 非改選 合計議席(同選挙前) 自由民主党 45 18 63 56 119(111) 公明党 7 6 13 14 23( 28 …
これを書いている2023年11月から2022年の参院選振り返ると、1年ほど前の事なのに、隔世の感すらある。というのはもちろん、参院選の頃には統一教会の問題が浮上しておらず、内閣支持率の水準も今よりずっと高かったからだ。正 …
連合の苦しい立場を理解した上でも、共産党との連携をここまで批判するのはおかしいと言わざるを得ない。日本は2大政党化を促す(地域政党が強い場合は別)小選挙区制を導入しているのだから、保守系が協力する限り(保守系議員の連合体 …
筆者は今回の総選挙で、立憲の躍進に期待していたわけだが、見誤っていたことがある。2019年の参院選の結果を軽視していたのだ。 今回(2021年総選挙)の立憲民主党の敗因は、大きく2つに分けられると思う。一つは、2019年 …
批判を覚悟で言わなければならないのは、選挙の敗因など、後からならいくらでも言えるということだ。問題点を挙げたところで、それには反対の面もある。選挙前になされた選択について、メリットとデメリットのどちらが大きいかなど、事前 …