日本人はなぜ政権を選び取ることができないのか、考え、論じる
 
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左派野党の中で、れいわだけは躍進

れいわ新選組は今回、4議席を獲得するほどの力を見せた(実際には、重複立候補者が小選挙区で法定得票数に達しなかったことから、3議席に)。2019年の参院選で華々しいデビューを飾ったれいわだが、その後は不振だと言われ続けた( …

維新の会は自民党であり民主党であり公明党であり共産党でありれいわ新選組でありN国党である?

※ こちらは2021年の総選挙より前に書いて、公開していなかったものです。 維新の会は保守政党に分類され、その路線はかつての小泉自民党に近い。同時に、竹下派の流れが中心であった頃の、自民党のようになる可能性がある。大阪で …

維新の会は改革ポピュリズムか右翼ポピュリズムか

本節は、以前書いておいたものを、菅直人の維新批判ツイート、その後の動きを見て、書き直したものである。タイトルは変えていない。元々、欧米のどの政党に維新は該当するのだろうかと、五十五年体制と現状の比較も意識しながら、考えて …

立憲民主党に、第3党になる覚悟があるか

日本が五十五年体制に戻ったと言われることがある。しかしそれは違うと筆者は思う。社会党を立憲民主党、民社党を国民民主党と見ることは、なんとかできる。しかし維新は何党か。新自由クラブに当てはめるしかないが、自民党の離党者が生 …

れいわと向き合えない立憲民主党に希望はない

れいわ新選組に対しても同様だ。立憲はもっとれいわに向き合うべきだ。今度の総選挙では、れいわの扱いがひどかった。山本代表が小選挙区から出ようとするのは当然で、それはむしろ左派野党(野党共闘)の強力な武器になるのに、枝野代表 …

立憲民主党の敗け方、勝ち方

今回の立憲の後退を見る際に重要なのが、「何から後退したのか」という事だ。そこで浮かび上がるのが、繰り返される再編と、その再編(と選挙)で膨らんできた、小選挙区落選・比例復活議員である。 前回の総選挙と今回の総選挙を比べる …

変わらない1強2弱、1990年代に準備された2012年体制

今回の総選挙は、立憲民主党(立共両党)の一人負けであった。この10年間、自公が大勝、第2党の中道左派政党が100にも届かない不振、第3極が一定の議席、という状況が続いている。大まかに見れば「1強2弱」の、2012年体制と …

れいわ、N国党、それぞれの課題

かつてのミニ政党、そしてれいわ、N国党について、もう少し考えたいと思う。 ミニ政党のブームは以前にもあったが(「無意味な繰り返しから脱することができるのか」」参照)、続いていない。それはなぜかという事を考えると、次のよう …

れいわ新選組

最後にれいわ新選組だ。れいわは基本的には今のまま行くべきだ。山本代表の民主党系に対する批判は、改善が十分可能な、左派政党としての問題点である。何より左派を馬鹿にせず、左派連合を組むための批判である。 れいわの道は険しいが …

れいわ新選組と維新の会の連携は・・・

れいわ新選組と維新の会の協力はあり得るのか、もちろんあり得ないと思うが、少しだけ述べておきたい。 れいわは社民系に比較的近い左派ポピュリズム政党だと言える。維新は新自由主義政党であり、右派ポピュリズム的な面もある。機会の …

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