日本人はなぜ政権を選び取ることができないのか、考え、論じる
 
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改めて現在地編No.13~18

改めて現在地編No.13 不安定な維新の位置づけはやはり難しいです(※)。「中央より右は自民党だけ。中央より左には大中小の政党がひしめき、さらに自民党もはみ出してくる」というのは冷戦期、55年体制の話。しかし今もまだ残っ …

改めて現在地編No.7~12

改めて現在地編No.7 保守与党と対峙する野党が、財政規律を求める(求めないといけなくなる)日本は、少なくとも先進国としてはかなり特殊だと思います。このような状況では再分配を重視する左派野党は、短期(の党利)で考えれば、 …

歴史・冷戦後編No.45~52

歴史・冷戦後編No.45 もうすでに隔世の感といったところですが、立維共闘についてもまとめておきたいと思います。当時は期待もしましたが、その後を見ると、立維は(そして立国も維国も)、理念や政策の違いの前に、最低限の信頼関 …

歴史・冷戦後編No.38~44

歴史・冷戦後編No.38 2021年の総選挙は、自民党が総理を取りかえて直ちに選挙という、挑戦者の立憲が非常に不利な中で行われました。安倍、菅総理の辞任、新自由主義的改革の需要もあり、民主党下野の頃からの流れが一度断ち切 …

歴史・冷戦後編No.32~37

歴史・冷戦後編No.32 最近では自民党の圧力もあって、争点どころか選挙の話そのものが外されているように見えます。自民党の総裁選と衆議員の総選挙では、後者の方が重要なのに前者の報道がずっと多い。日本の首相は自民党の総裁選 …

参院選でも振るわなかった新立憲民主党

2022年の参院選は次の結果となった。 自由民主党 選挙区 比例区 計  非改選 合計議席(同選挙前) 自由民主党  45 18  63  56 119(111) 公明党     7  6  13  14  23( 28 …

現状編(No.15~No.21)

現状編No.15 強引に見えるかも知れませんが、状況もその背景もあまりにでき過ぎている事は確かです。もちろん自民党に都合が良い事をもって右派野党(改革保守を含む)を問題ありとはしません(需要があるのだから)。変わるべきは …

絶望に絶望が重なった参院選

これを書いている2023年11月から2022年の参院選振り返ると、1年ほど前の事なのに、隔世の感すらある。というのはもちろん、参院選の頃には統一教会の問題が浮上しておらず、内閣支持率の水準も今よりずっと高かったからだ。正 …

現状編(No.7~No.14)

現状編No.7 みんなが自民党員になれば自民党の総裁選が大統領選挙のようなものになるという話もあります。しかし総裁選は国会議員の票が非常に重いですし、みんなが払う自民党の当否は事実上の税金になる。その先にさらなる変化があ …

現状編(No.1~6)

現状編No.1 最近の岸田内閣については全体的に、いくら批判しても良いという雰囲気になっていて、この図の内容に当てはまらない部分もありますが、根底にある重要な問題だと考えます。これが野党の過度な、非自民票が分散するような …

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