野党候補の統一予備選挙 註
イギリスは例外かも知れない。『政権交代論』でも述べたが、難しい状況となっている。スコットランドでは、国政選挙においても、労働党ではなくスコットランド国民党に票が集まるようになっている。イングランドよりも苦しく、対抗心を持 …
野党候補の統一予備選挙
それでは、橋下徹らが唱える、野党による候補者予備選挙についてはどうだろうか。 予備選挙とは普通、一つの政党において、各選挙区の候補者を、その選挙区に住む党員等が、選挙で選ぶというものである。自公vs非自公という対立になり …
なぜ、第2党コンクールを開催してでも、第2党を決めなければいけないのか
民進党が分裂する前、筆者は「第2党コンクール」を行うべきだと考えていた(『政権交代論』「そんな日本の政治に2つの提案」参照)。そして民進党が分裂した後は、民主党系の再統一の是非、そのあるべき形について考えた(同「そして民 …
国民の選択肢を奪う、維公協力
公明党の選挙区に候補を立てると脅して協力させるというのは、維新が作戦として、当然思いつくべきものではある。しかしこの取引きは、国民の手が届かないところで行われる。公明党の協力と引きかえに、維新が候補者擁立を見送れば、その …
維新の会は自民党に逆らえるか
検察庁法改正案の例を見ても分かるように、維新の会は政権交代が不可能だと考え、いや最初から自民党に対抗する気などなく、自らの政策を少しでも実現するために、自民党を守ろうとしている(それで成功して野党第1党にまでなったら、今 …
政治リーダーを批判、比較する時には・・・
吉村知事のポビドンヨードを含むうがい薬によるうがいの推奨と、テーブルにその商品を並べて、その効果を大々的に発表したやり方が、批判を招いた(ここでは踏み込まないこととするが、様々な問題点があり、軽率であったと筆者も考える。 …
「いやなら選挙でかえればいい」という言葉の怪しさ
検察庁法改正問題は、維新の会が自民党、少なくとも安倍内閣に逆らえないことを改めて示した。 橋下前大阪市長、吉村大阪府知事は、人事権が内閣にあることを強調した。これにはもちろん同意する。検察の内部で人事が決まれば、その暴走 …
新自由主義とナショナリズムと、維新の会の野合、独裁
「東京とそれ以外」から成り立っている日本において、東京から離れている大阪は、明らかに不利である(ITの発展とそれによる変化で、状況は少し変わってきているが、競争が激しくなれば、現在ある格差が広がるということもあり得るから …