日本人はなぜ政権を選び取ることができないのか、考え、論じる
 
投稿者: <span>伊吹健</span>

野党の戦い方

安倍内閣による政治の私物化も、コロナ対応も大問題だが、いつ、どう戦うのか、野党側も試されている。追及も重要だが、人を引き付けるには希望が必要である。国民、特に支持政党のない人々、自民党と維新の会の熱心ではない支持者、つま …

原発事故、責任がより重いのは自民党か民主党か?

福島第一原発の事故について、自民党と民主党、どちらの責任がより重いかと言えば、明らかに自民党である。建設の決定も、実際の建設も自民党内閣期であるし、自民党内閣期の2006年、共産党の国会議員がまさに福島第一原発について、 …

民主党系と維新の会の、あるべき関係

維新の会を含む野党が、コロナ対策として共同で、事業者家賃支払い支援法案、続いて、児童扶養手当受給者に対する臨時特別給付金の支給に関する法律案を提出したのは、非常に素晴らしいことであった。維新と左派野党の協力は限定的なもの …

野党第1党のあるべき姿

コロナ禍における維新の支持率上昇はうなずけるとしても、それはその行動力に対する評価であるのだろう。だが、新型コロナ問題に対応するのとは違い、維新の政策、行動全体は、本来賛否が分かれるものだ。つまり維新は、何でもありの自民 …

自立連立(自立公連立)の先にあるもの・・・

本節でも引き続き、自民と維新の2強となるケースを想定して述べるが、そうならない場合についても、含んだ話になる。 自民党と左派野党の生き残りが組めば、自社さ連立(自民党、社会党、さきがけ)の再来のようなものである。民主党は …

ブームという矮小化現象

起こり得る、「保革連立」の再来 前節(「起こり得る、「保革連立」の再来」)で示した過程において問題なのは、新自由主義の是非や取り入れ方という対立軸が、単なる改革ブームと「抵抗勢力バッシング」に矮小化されたことである。それ …

起こり得る、「保革連立」の再来

保革連立とは、保守政党と、かつて革新と呼ばれた左派政党との連立である。かつての自社大連立がそうだし、今で言えば、普通に考えれば自民・立憲大連立がそうである(自民党と民社党系の連立をそう呼ぶこともできるだろうが、印象として …

第3極に戻る民主党系

維新の会が野党第1党になった場合、どうなるだろうか。とりあえずは「第3極」になる民主党系は、どうするだろうか。その右派からは、あきらめて、あるいは積極的に、自民党、または維新に移ろうとする議員が出て来るだろう。あるいは新 …

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