日本人はなぜ政権を選び取ることができないのか、考え、論じる
 
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改めて現在地編No.32~No.36

改めて現在地編No.32(2024年総選挙後追加) 立憲が躍進したのは良かったものの、共通点も多いものの性質が異なる維新と国民民主が、第3極において同程度の議席数で並び立っている状況は、非常にややこしいと感じます。 欧米 …

解決編No.13~

解決編No.13 ポピュリズム台頭への対策を考える前提として、少し整理したいと思います。政党の円の大きさには実際の勢力だけでなく、拒否感の小ささも含まれています。一時的に風が吹いても知られる事で拒まれる。そういう遠回り、 …

解決編No.1~6

解決編No.1 やや極端な例ですし、特に知識のない分野ですが、日本の政治を考える上で避けられない話だと思い、番外編の次、解決編の最初に、入れておこうと思いました。教育は非常に重要ですが、それに劣らず経験が重要なのだと感じ …

変わらない、自民党でいいやという心

まず、以下は2022年の参院選の結果を受けて書いたものだが、自民党が大きく議席を減らした2024年総選挙の後も、自民党が他党を引き離す第1党である事、それが当然のように受け取られている状況はあまり変わらない。その上で各党 …

原因究明編No.19~22

原因究明編No.19 社会党の場合は監視役に特化する事で、痛みを伴う変化を先延ばしにできたという面がありますが、冷戦後は55年体制の維持に第3極こそが利用されていると感じます。また共産党も、第2党への支持が弱まればそこか …

原因究明編No.13~18

原因究明編No.13 保守2大政党制を求める声もある日本において「建国前からの特殊な争点」に近いものがあるか考えると、第2次大戦前後の歩みが浮上します。これは日本の左派政党の一定の強さと限界をもたらし、政党制を拘束したよ …

原因究明編No.7~12

原因究明編No.7 野党と官僚機構を駆使できる与党の政策立案に関する格差も、政権交代が極端に少ない場合、問題だと思います。選挙制度の改正には、政権交代が起こりやすくなり、かつ不安定になり過ぎない事を期待します(ある程度の …

改めて現在地編No.13~18

改めて現在地編No.13 不安定な維新の位置づけはやはり難しいです(※)。「中央より右は自民党だけ。中央より左には大中小の政党がひしめき、さらに自民党もはみ出してくる」というのは冷戦期、55年体制の話。しかし今もまだ残っ …

改めて現在地編No.7~12

改めて現在地編No.7 保守与党と対峙する野党が、財政規律を求める(求めないといけなくなる)日本は、少なくとも先進国としてはかなり特殊だと思います。このような状況では再分配を重視する左派野党は、短期(の党利)で考えれば、 …

歴史・冷戦後編No.26~31

歴史・冷戦後編No.26 野党再編が予想外に遅れ、また当初の予想と異なるものになったのは、中心人物(になりたい議員)が多かった事と、自民党の右傾化を前に、左側の需要が高まったためでした。非自民全体が2弱となり、その中の第 …

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