左派野党の中で、れいわだけは躍進
れいわ新選組は今回、4議席を獲得するほどの力を見せた(実際には、重複立候補者が小選挙区で法定得票数に達しなかったことから、3議席に)。2019年の参院選で華々しいデビューを飾ったれいわだが、その後は不振だと言われ続けた( …
れいわ新選組は今回、4議席を獲得するほどの力を見せた(実際には、重複立候補者が小選挙区で法定得票数に達しなかったことから、3議席に)。2019年の参院選で華々しいデビューを飾ったれいわだが、その後は不振だと言われ続けた( …
本節は、以前書いておいたものを、菅直人の維新批判ツイート、その後の動きを見て、書き直したものである。タイトルは変えていない。元々、欧米のどの政党に維新は該当するのだろうかと、五十五年体制と現状の比較も意識しながら、考えて …
日本が五十五年体制に戻ったと言われることがある。しかしそれは違うと筆者は思う。社会党を立憲民主党、民社党を国民民主党と見ることは、なんとかできる。しかし維新は何党か。新自由クラブに当てはめるしかないが、自民党の離党者が生 …
今回の立憲の後退を見る際に重要なのが、「何から後退したのか」という事だ。そこで浮かび上がるのが、繰り返される再編と、その再編(と選挙)で膨らんできた、小選挙区落選・比例復活議員である。 前回の総選挙と今回の総選挙を比べる …
今回の総選挙は、立憲民主党(立共両党)の一人負けであった。この10年間、自公が大勝、第2党の中道左派政党が100にも届かない不振、第3極が一定の議席、という状況が続いている。大まかに見れば「1強2弱」の、2012年体制と …
かつてのミニ政党、そしてれいわ、N国党について、もう少し考えたいと思う。 ミニ政党のブームは以前にもあったが(「無意味な繰り返しから脱することができるのか」」参照)、続いていない。それはなぜかという事を考えると、次のよう …
れいわ新選組と維新の会の協力はあり得るのか、もちろんあり得ないと思うが、少しだけ述べておきたい。 れいわは社民系に比較的近い左派ポピュリズム政党だと言える。維新は新自由主義政党であり、右派ポピュリズム的な面もある。機会の …
本日、伊是名氏の騒動について考えた動画をアップしました。 しかし本当に話すのが難しいテーマです。見返してみると、「みんな理解があるのだから、あんなやり方をする必要はない。」というニュアンスが、自分が思っていた以上にあって …
合流する一方の代表である玉木が、自らの不参加を、分党の方針と共に早々と宣言したのは、合流に水を差す以外の何ものでもなかった。それならば、合流に反対であることをもっと早く明確にして、代表続投の是非を党内に諮るべきであった。 …
立憲民主党の枝野代表はおそらく、ブームを起こすよりも、長続きするような確かな支持を、少しずつでも広げようとしているのだろう。簡単に離党者も出るような民主党系が、少なくともしばらくは続きそうな苦しい状況の中(民主党系の支持 …