政権交代が起こる時
どのような時に政権交代が起こっているのかを見ると、主に以下の通りである。 ・与党の過半数割れ(下記の事象により、総選挙で敗北するか、与党の一部が離脱する場合。議院内閣制でもそうでなくても、野党の消極的支持- …
どのような時に政権交代が起こっているのかを見ると、主に以下の通りである。 ・与党の過半数割れ(下記の事象により、総選挙で敗北するか、与党の一部が離脱する場合。議院内閣制でもそうでなくても、野党の消極的支持- …
デ・ミータ内閣の次の内閣は、引き続きキリスト教民主主義が首相を出す、同じ5党の内閣となった(キリスト教民主主主義、社会党、民主社会党、共和党-1991年離脱-、自由党)。当時、小選挙区制導入による政権交代のある政治を目指 …
1943年、イタリアは南部を連合国軍に、北部を同盟国のドイツに占領された。北部ではドイツの傀儡として、イタリア社会共和国の建国をムッソリーニが宣言、共和ファシスト党を結成したが、蜂起が起こり、1945年に処刑された。19 …
1861年建国のイタリアの議会は自由主義者で占められ、しばらくは相対的に保守的な史的右派と、より自由主義的な史的左派の2大勢力が、2大政党制に近い状況を形成していた。ただし、その差異、区別は必ずしも明確ではなかった。基本 …
政治家を辞めた橋下徹と、国民民主党の前原誠司、自由党の小沢一郎の関係が話題になっている。3人が会食をしたことが報じられ、橋下のインターネット番組に、小沢と玉木雄一郎国民民主党代表が出演した。政権交代の必要性を唱え、今も一 …
新進党の保守系議員が次々と自民党に移ったことを見たが、2019年、驚くべきことがあった(驚かされたという意味だと言いたいが、「驚かなければならないこと」という意味である・・・)。民主党内閣で閣僚を務め、野党に戻ってからも …
五十五年体制下の、自民党には、派閥間の対立に敗れ、あるいは非主流派から脱せず、自分の派閥ごと自民党を去ろうとした、あるいはそれをうわさされた大物議員がいた。河野一郎、三木武夫、福田赳夫である。そしてこれを実現し、五十五年 …
自民党との連立へと進むにあたって、公明党は地域振興券の発行という、効果に乏しい消費刺激策を自民党に採用させた。やり方に差異はあれども、元々ばらまき志向の政党に、ばらまき政策を求めたに過ぎなかったのだが、公明党が自民党から …
桂・伊藤合意が表ざたになる少し前の4月中旬から、立憲政友会では、総裁専制を改めるような党の組織改革を求めて、革新運動が起こっていた(以前より、桂が伊藤と妥協しようとしていることが伝えられてはいたが、伊藤が受け入れないとい …