日本人はなぜ政権を選び取ることができないのか、考え、論じる
 
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27.1列の関係の次の政党システム

立憲政友会の、第1次桂内閣期における憲政本党との野党連携路線は、野党的な立場となった立憲政友会の、地租増徴継続への躊躇と、内閣へ自らの影響力を誇示する意図が合わさったことで生まれた路線であった。だから地租増徴の継続が回避 …

変わらない、自民党でいいやという心

まず、以下は2022年の参院選の結果を受けて書いたものだが、自民党が大きく議席を減らした2024年総選挙の後も、自民党が他党を引き離す第1党である事、それが当然のように受け取られている状況はあまり変わらない。その上で各党 …

新55年体制の定着は考えにくい

この参院選の結果が立憲に突き付けたのは、次の総選挙で立憲が微減程度に終わるとは考えにくい事だ。状況が変わって順境にならない限り(自民党が好きな時に総選挙をする事ができるのだから、総選挙の時に立憲が順境にある可能性は低い) …

補足 ~民主党だらけの神奈川?~

神奈川県選挙区に関して補足しておきたい事がある。それは同選挙区における「民主党系」の候補の多さだ。ここで言う「民主党系」とは、かつて民主党に所属していたか、その直系とし得る国民民主党、立憲民主党の公認を得ている候補者であ …

政界縦断(⑤~⑦)~桂の先進性~

当時の政界を現在の視点で見れば、総選挙の結果に影響こそ受けるものの、総選挙による審判自体は受けない薩長閥が守旧派。議会、特に国民に選ばれる衆議院中心の政治、そこに基盤を置いて政権獲得を目指す政党が進歩派、あるいは民主的だ …

原因究明編No.23~27

原因究明編No.23 2024年の総選挙の結果等を受け、多党化についてさらに考えざるを得なくなりました。図の「さらなる多党化へ」の部分を補足をすると、愛郷心というのは地域主義と全く重ならないわけではありませんが、地域の人 …

原因究明編No.19~22

原因究明編No.19 社会党の場合は監視役に特化する事で、痛みを伴う変化を先延ばしにできたという面がありますが、冷戦後は55年体制の維持に第3極こそが利用されていると感じます。また共産党も、第2党への支持が弱まればそこか …

原因究明編No.13~18

原因究明編No.13 保守2大政党制を求める声もある日本において「建国前からの特殊な争点」に近いものがあるか考えると、第2次大戦前後の歩みが浮上します。これは日本の左派政党の一定の強さと限界をもたらし、政党制を拘束したよ …

原因究明編No.8 ※

※ 図では「選挙結果を受け入れなければならない」としていますが、政権が人権を非常に明確に、違憲と言える方法で踏みにじり、合法的にそれを改めさせる事ができない場合、選挙結果を受け入れる必用すらないという事も忘れてはいけない …

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