改めて現在地編No.19~25
改めて現在地編No.19 政権交代のない一党優位であっても、日本は短期で総理大臣が代わっていて独裁の危険はないと言う人がいます。確かに独裁者が現れる危険性は高くはないとは思いますが、軽視できるものではないし、事実上の一党 …
改めて現在地編No.19 政権交代のない一党優位であっても、日本は短期で総理大臣が代わっていて独裁の危険はないと言う人がいます。確かに独裁者が現れる危険性は高くはないとは思いますが、軽視できるものではないし、事実上の一党 …
歴史・冷戦後編No.45 もうすでに隔世の感といったところですが、立維共闘についてもまとめておきたいと思います。当時は期待もしましたが、その後を見ると、立維は(そして立国も維国も)、理念や政策の違いの前に、最低限の信頼関 …
歴史・冷戦後編No.26 野党再編が予想外に遅れ、また当初の予想と異なるものになったのは、中心人物(になりたい議員)が多かった事と、自民党の右傾化を前に、左側の需要が高まったためでした。非自民全体が2弱となり、その中の第 …
歴史・冷戦後編No.20 民主党には今の立憲と維新をそのまま合わせたようなところがありました。民主党政権が総選挙の公約にはなく、よって特別準備もしていなかった問題を、時の代表が持ち出した事で追いつめられた事も印象的でした …
歴史・冷戦後編No.1 今回から冷戦後です。自民対民主の印象が強いし、今よりも野党の議席が多いという事はありますが、非自民が左右に分かれて(広がり?)1強2弱になったきっかけは、この時の自民党分裂(と日本新党の躍進)でし …
小沢一郎の自由党(2003年に民主党に合流する前の自由党)と、維新の会には似たところがある。次の通りだ。 ①自民党を離党した新自由主義的改革派 自由:自民党を離党して新生党を結成 →新進党→自由党→民主党→ …
先に断っておくと、筆者の言う「維新の大阪での偉業」とは、府政や市政の改革の事ではない。すでに述べてきた事だが、筆者は維新の、積極的に改革に取り組む姿勢を評価している。しかし、維新の政策を全面的に支持しているわけではない。 …
今回の総選挙の結果で最も目を引くのは、やはり維新の会の躍進だろう。選挙前11議席であったのが、41議席になった。4倍に近い躍進だ。 政権を選ぶ総選挙で、このような事が「最も目を引く」というのは、本当はおかしなことだ。しか …
立憲民主党よりも、以前の民主党の方が良かったという声を聞く。筆者はそうは思わない。民主党が政権を得たのは、奇跡的に多くの条件が重なったためだ(『続・政権交代論』「合流するなら取りこぼすな」参照)。むしろ民主党は、あまりに …
議会政治を「輸入」したものの、政党を育てる文化がない日本では、組織政党と呼べるものが、宗教団体を基盤とする公明党と、社会主義の共産党しかない。これでは、形だけ民主主義を移植した国を笑えない。与野党に文句を言いながら、「お …