日本人はなぜ政権を選び取ることができないのか、考え、論じる
 
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第3極に戻る民主党系

維新の会が野党第1党になった場合、どうなるだろうか。とりあえずは「第3極」になる民主党系は、どうするだろうか。その右派からは、あきらめて、あるいは積極的に、自民党、または維新に移ろうとする議員が出て来るだろう。あるいは新 …

国民の選択肢を奪う、維公協力

公明党の選挙区に候補を立てると脅して協力させるというのは、維新が作戦として、当然思いつくべきものではある。しかしこの取引きは、国民の手が届かないところで行われる。公明党の協力と引きかえに、維新が候補者擁立を見送れば、その …

維新の会は自民党に逆らえるか

検察庁法改正案の例を見ても分かるように、維新の会は政権交代が不可能だと考え、いや最初から自民党に対抗する気などなく、自らの政策を少しでも実現するために、自民党を守ろうとしている(それで成功して野党第1党にまでなったら、今 …

(日本では)新自由主義も必要

維新の会の、新自由主義的な面が問題だという人がいる。これには筆者は同意しない。むしろ必要だという立場である。地方自治体はオール与党体制である。自民党の利益誘導的なバラマキ路線に、社民型のバラマキが融合している(自民党が何 …

維新の会のカード

維新の会の狙いは何かと言えば、それはもちろん国を動かすことだろう。大阪都構想が実現しても、大阪府は大阪都という名称にはならない。ましてや道州制を実現するのは、国政の中心に進出しても、なお困難だ。 かつての日本維新の会と結 …

維新の会が民主党系と同水準の支持率を得続ける時、日本は後退する

どちらも「非自民」にまずは区分する人が多い、そんな左派野党と維新の会が拮抗すればするほど、自民党が漁夫の利を得る選挙区が増える。維新は実際、左派野党とはすみ分けすらせず、可能な限り候補者を擁立する方針であるようだ。日本は …

維新の会はどこからやって来たのか?

ここまで話が進んだところで、維新の会がどこからやって来たのか。確認することにしよう。 民主党政権が誕生するまでの10年くらいは、第3極らしい第3極は存在しなかった(民主党政権誕生直前の、衆参系5議席のみんなの党を除けば。 …

日本維新の会は新たな中道の政党

日本維新の会については、ずっと気になっている。保守政党に分類できるが、伝統よりも効率重視であること(内部に、そして橋下徹との間に違いがあるようにも見えるが)、競争重視でありながら、スタート地点での平等を軽視せず、教育無償 …

日本維新の会と日本政治の今後

改めて、丸山、長谷川問題が生じた後の、日本維新の会の今後の予想をしたい。何パターンか出そうと思ったが、まずは一つ、そしてそこから枝分かれしていく形になった。ごく当たり前のもので恥ずかしい気もするが、次の通りだ。 しばらく …

日本維新の会の成功の先にあるもの

さて、この「ダブル失言」がなければ、維新の会は再び、ブームに近いものを起こせていただろう。それは、筆者が『政権交代論~内なる病、1党優位~』「維新の会はどこへ行けばいいのか」で書いたどのパターンとも違う未来であった。後か …

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