日本人はなぜ政権を選び取ることができないのか、考え、論じる
 
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小池新党の失敗

さて、記憶に新しい、小池新党についても考えてみたい。これには筆者は最も否定的にならざるを得ない。小池個人の野望のための新党であったことを、疑うことが難しいからだ。政治家は野望を持って当たり前だが、あまりに露骨で、かつ説得 …

維新の失敗

その維新について見る。「維新」とだけしたのは、日本維新の会も、維新の党の残留派も、おおさか維新の会も対象とするからだ。 大阪維新の会は、2010年4月に結成された。政治経験はまだ浅かったが、熱心な改革派であった橋下徹大阪 …

第1、2極に引き裂かれる

すでに見たように、第3極は必ずと言って良いほど引き裂かれる。なぜそうなるかを、改めて考えたい。とは言っても、考える必要もないくらい単純なことである。 第3極は当然、第1、2極よりは小さい。度々、あるいは長期的に第2党にな …

有力議員が少ない~敗者としての側面と、経験の不足~

新党はどこから現れるのか。よくあるのが、既成政党の分裂による新党の誕生である。既成政党と無関係に誕生するというパターンは、ミニ政党を除けば皆無である。 前者の場合、素晴らしい理念、政策を持っていたとしても、既成政党の党内 …

スター政党(第3極の新党)が抱えたジレンマ

社会党に代わる第2党が無い状況を変えたのが、1993年の羽田・小沢派の自民党からの離党に端を発した、政界再編であった。第2党は1994年に遂に、衆議院では新進党に代わった。その前の1992年から、日本新党ブームが起こって …

社会党に取って代わるスター政党はなかった

社会党が駄目だというなら、方法は2つしかなかった(政権交代など永遠になくても良いというのなら別だが)。1つは、それでも社会党を第2党にとどめ、変化させる。もう1つは、第2党を社会党から、もっと期待できる政党に取り替えてし …

日本と似ていたイタリア政治

よく言われていることだが、戦後のイタリアの政治には、日本と共通する点が多い。日本では、社会党に政権を渡さないため、自由党の系譜や改進党の系譜(戦後の日本進歩党→民主党の系譜)が合流し、自民党という優位政党を結成した。カト …

民進党にできたこと、できること

民進党が駄目だと言われた要因に、まとまりの悪さがあった。右派と左派に分かれるべきだという意見もあった。実際にそれに近い形となったわけだが、戦前の立憲国民党や戦後の日本社会党など、日本の非優位政党のそのような分裂は、すでに …

それ以外の幼さ

民主党の政権党の経験は、貴重であるし、次につなげ、政権交代がなくならないようにしなければならない。しかしそのために絶対にすべきことを、民進党系はしていない。1党優位制に何より否定的であり、民進党系についつい甘くなってしま …

二院制の悪用回避~野田佳彦の正義~

問題続出の民主党政権であったが、筆者が高く評価していることに、野田内閣末期の、特例公債法案がある。予算案は衆議院の賛成だけあれば、時間はかかるものの成立する。しかし予算案の前提となる赤字国債の発行は、本来禁止されており、 …

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