今だけを見ていては・・・
経営者と被用者が同じ政党を支持し、同じ政党にお願いする事を続ける。その政党はますます強くなり、万年与党、万年優位政党の地位を強固にする。 政策が実現すれば、それで良いではないかと言う人が、よくいる。それは分からないでもな …
経営者と被用者が同じ政党を支持し、同じ政党にお願いする事を続ける。その政党はますます強くなり、万年与党、万年優位政党の地位を強固にする。 政策が実現すれば、それで良いではないかと言う人が、よくいる。それは分からないでもな …
2021年総選挙の2週間半前、驚きの情報が民主党系を震撼させた。愛知11区の無所属(元民主党→民進党→希望の党→国民民主党→立国)議員、古本伸一郎が立候補を取りやめたのだ。当時こそ無所属であったとは言え、民主党、民進党、 …
戦後、労組の連合体は2つあった(これらの全国中央組織をナショナルセンターと呼ぶ)。戦前の総同盟(友愛会→大日本労働組合総同盟友愛会→日本労働総同盟。戦時中は戦時体制―大日本産業報国会―に組み込まれた)を引き継ぐ同盟(日本 …
2019年の参院選の結果は、立憲民主党と国民民主党が分かれていてはいけないという事を、示していたのかも知れない。筆者はすでに述べたように、この事に関しては、どちらでも良いと思っていた。しかし改めて考えると、分かれて選挙を …
民主党系に期待したいと思っている筆者でも、不安な点はある。それについて述べる前にしかし、次の事も述べておきたい。それは枝野立憲民主党代表が、かつての民主党の失敗を繰り返さないため、期待値を上げ過ぎないようにしていることで …
国民民主党が維新の会と組む可能性はあるのだろうか。国民民主党の支持基盤が、民間中心とはいっても、労働組合である以上、相性は良くないはずだ。連合の旧同盟系すらまともに支持団体にならない状況になると(今のところ小さくない一部 …
社会主義がイコールソ連、イコール中国であるとは言えない。それでも、日本が社会主義国になれば良いと考える人は皆無だろう。しかし、【資本主義・普通の選挙で国政の担い手が決まる民主主義】を認める社会民主主義政党が、(まだ)必要 …
野党がまとまるどころか、民進党が分裂していった事態に、左派が壊滅するだろうと、当初落胆した筆者であったが、立憲民主党が追い風を受けるのを見た時、自分の不明を恥じながら、何かが変わるかも知れないと、期待がふくらんだ。希望の …
自公両党の結びつきは強く、自民党が政権を握っている限り、公明党は自民党について行くだろう。だから「自公連立政権」を倒さなければ、政権交代は起こらない。それに、与党を分断して政権を得るよりも、野党が正々堂々と自公両党を下し …
自民党は使用者の支持を得る保守政党である。そして社会党~民進党系は被用者層を支持基盤とする社会民主主義政党である(でもある)。この点では、日本も他の先進国と同様である。しかし自民党は、ヨーロッパでは既存の保守政党と競合関 …