日本人はなぜ政権を選び取ることができないのか、考え、論じる
 
タグ: <span>民主党</span>

万年野党の支持基盤を続けてきた連合の、不満も分かる

戦後、労組の連合体は2つあった(これらの全国中央組織をナショナルセンターと呼ぶ)。戦前の総同盟(友愛会→大日本労働組合総同盟友愛会→日本労働総同盟。戦時中は戦時体制―大日本産業報国会―に組み込まれた)を引き継ぐ同盟(日本 …

維新の会は自民党であり民主党であり公明党であり共産党でありれいわ新選組でありN国党である?

※ こちらは2021年の総選挙より前に書いて、公開していなかったものです。 維新の会は保守政党に分類され、その路線はかつての小泉自民党に近い。同時に、竹下派の流れが中心であった頃の、自民党のようになる可能性がある。大阪で …

維新の会はやはり共産党であり、かつての民主党

筆者は以前、維新を「自民党であり民主党であり公明党であり共産党でありれいわ新選組でありN国党である」とした(「維新の会は自民党であり民主党であり公明党であり共産党でありれいわ新選組でありN国党である?」参照)。かつての自 …

民主党に戻るのではなく

昔の民主党の改革路線に戻れば、立憲に支持が戻ると考える関係者もいるかも知れないが、それは甘いと思う。 今の勢いなら、改革志向の人はどう考えても維新を支持する。一部の、維新の体質等を嫌う人々が立憲に流れる事はあっても、それ …

立憲民主党より民主党の方が良かったのか?

立憲民主党よりも、以前の民主党の方が良かったという声を聞く。筆者はそうは思わない。民主党が政権を得たのは、奇跡的に多くの条件が重なったためだ(『続・政権交代論』「合流するなら取りこぼすな」参照)。むしろ民主党は、あまりに …

55年体制から残されている課題

「日本には政権交代がほとんどない」と言っても、1980年代前半までの、社会主義協会が強かった社会党が政権を取ったら、それこそ同党による独裁になっていたのではないかという疑問はある。筆者が知っていたのは、あくまでも1989 …

日本維新の会

次に維新の会だ。すでにいろいろ述べているから、簡単にまとめておく。 維新の会には2つ道がある。1つは、左派野党とある程度の協力をして、自民党からの政権交代を目指すという道である。政権交代の定着を望む筆者としては、再度の政 …

れいわは民主党系を補える

民主党系に期待したいと思っている筆者でも、不安な点はある。それについて述べる前にしかし、次の事も述べておきたい。それは枝野立憲民主党代表が、かつての民主党の失敗を繰り返さないため、期待値を上げ過ぎないようにしていることで …

自民党に入りたい

2012年12月、民主党が総選挙で大惨敗して野党に戻ると、自民党に移る議員、移ろうとする議員が散発的に現れた。これについては『政権交代論』「民主党→民進党の保守系」で確認し、最新の事例を書き加えている。 このような議員は …

玉木代表の矛盾

合流する一方の代表である玉木が、自らの不参加を、分党の方針と共に早々と宣言したのは、合流に水を差す以外の何ものでもなかった。それならば、合流に反対であることをもっと早く明確にして、代表続投の是非を党内に諮るべきであった。 …

Translate »