日本人はなぜ政権を選び取ることができないのか、考え、論じる
 
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原因究明編No.23~27

原因究明編No.23 2024年の総選挙の結果等を受け、多党化についてさらに考えざるを得なくなりました。図の「さらなる多党化へ」の部分を補足をすると、愛郷心というのは地域主義と全く重ならないわけではありませんが、地域の人 …

歴史・冷戦後編No.26~31

歴史・冷戦後編No.26 野党再編が予想外に遅れ、また当初の予想と異なるものになったのは、中心人物(になりたい議員)が多かった事と、自民党の右傾化を前に、左側の需要が高まったためでした。非自民全体が2弱となり、その中の第 …

歴史・冷戦後編No.20~25

歴史・冷戦後編No.20 民主党には今の立憲と維新をそのまま合わせたようなところがありました。民主党政権が総選挙の公約にはなく、よって特別準備もしていなかった問題を、時の代表が持ち出した事で追いつめられた事も印象的でした …

歴史・冷戦後編No.14~19

歴史・冷戦後編No.14 第1次小泉内閣期の民主党は内部で動揺しただけでなく、同党が優勢だった市部に限って選挙区の定数を増やす(小選挙区をやめる)というような発言を野中自民党幹事長がしたり(訂正:これは小泉総理誕生前年の …

歴史・冷戦後編No.8~13

歴史・冷戦後編No.8 こうして見るとやはり理念や政策よりも感情で物事が動いていたと思います。変化の時代にあり、争点は本当はあったのに、争点がないと言われていた事を思い出します。変化の時期にすら、総選挙による変化が起こら …

歴史・冷戦後編No.1~7

歴史・冷戦後編No.1 今回から冷戦後です。自民対民主の印象が強いし、今よりも野党の議席が多いという事はありますが、非自民が左右に分かれて(広がり?)1強2弱になったきっかけは、この時の自民党分裂(と日本新党の躍進)でし …

歴史・戦後編No.23~25

歴史・戦後編No.23 55年体制下の野党にはそれぞれ問題がありました。しかしそれは民主化されて日の浅い国における「挑戦者」としては当然で、問題はどう乗り越えるかという事。後からだから言えることかも知れませんが、色々あっ …

歴史・戦後編No.6~10

歴史・戦後編No.6 55年体制成立前には、55年体制以外の各時代と、似たような事が起こっています。21世紀に入ってからの民主党への政権交代と自民党への戻りを除き、選挙による政権交代と言われるものには図の3つがありますが …

歴史・戦後編No.1~5

歴史・戦後編No.1 今回から戦後編です。国民が自ら政権を選択する機会がまともにないまま、外圧による民主化を迎えた事を、政党システムの状況と合わせて整理してみました。   歴史・戦後編No.2 藩閥の次はGHQ …

略称問題で忘れがちな、旧国民民主と新国民民主の別

筆者の知人で、投票所であきれたと言う人がいる。立憲民主党と国民民主党の略称が、同じ「民主党」であったからだ。筆者もおかしなことだとは思っていたが、報道で事の推移をある程度知っていたし、こういった野党の未熟さに、少し慣れて …

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