維新も嫌で、小池都知事と自民党へ?
玉木・国民民主党が右の陣営に入る場合、まずは新参者として、「敵軍を離脱して良く来たな」と、受けれてもらう立場になる(なにせ、つき物がとれたと自己分析しているのだから)。だからと言うべきか、ついにと言うべきか、国民民主党は …
玉木・国民民主党が右の陣営に入る場合、まずは新参者として、「敵軍を離脱して良く来たな」と、受けれてもらう立場になる(なにせ、つき物がとれたと自己分析しているのだから)。だからと言うべきか、ついにと言うべきか、国民民主党は …
今回(2021年)の総選挙、公明党は候補を立てた9つの小選挙区で、全て勝利した(つまり9人全員が当選した)。もちろんどの選挙区でも、優位政党である自民党の候補は立っていない。そしてそのうちの4は大阪府、2は兵庫県にあり、 …
維新が公明党を自民党から引きはがせば、自民党は一気に弱る(その兆しが見えたように感じたが、違ったようだ)。 公明党が候補者を出し、当選させている選挙区の約6割が大阪・兵庫だ。ここで維新が候補者を出せば、どのような構図でも …
小沢一郎の自由党(2003年に民主党に合流する前の自由党)と、維新の会には似たところがある。次の通りだ。 ①自民党を離党した新自由主義的改革派 自由:自民党を離党して新生党を結成 →新進党→自由党→民主党→ …
「何でも反対」、「追及ばかり」と見られているうちは、たとえそれが真実ではないとしても、立憲に希望はない。憲法改正についても、各党の姿勢は総選挙前とあまり変わっていないが、もともと衆議院の3分の1を大きく下回っていた、国民 …
立憲民主党よりも、以前の民主党の方が良かったという声を聞く。筆者はそうは思わない。民主党が政権を得たのは、奇跡的に多くの条件が重なったためだ(『続・政権交代論』「合流するなら取りこぼすな」参照)。むしろ民主党は、あまりに …
議会政治を「輸入」したものの、政党を育てる文化がない日本では、組織政党と呼べるものが、宗教団体を基盤とする公明党と、社会主義の共産党しかない。これでは、形だけ民主主義を移植した国を笑えない。与野党に文句を言いながら、「お …
総選挙が終わったばかりだが、参院選まで約8カ月だ。今、舞い上がってもいる維新の会、国民民主党は、どんどん候補者を擁立する姿勢だ。共産党、れいわも、一方的に立憲民主党に尽くすわけにはいかない。複数区での候補者擁立を宣言して …
今回の総選挙は、立憲民主党(立共両党)の一人負けであった。この10年間、自公が大勝、第2党の中道左派政党が100にも届かない不振、第3極が一定の議席、という状況が続いている。大まかに見れば「1強2弱」の、2012年体制と …
今回の総選挙で筆者が感じたのは、まさに興奮と落胆であった。総選挙前、目に入る情報に、恥ずかしながら一喜一憂する日々だった。「どうせ自民党が大勝する」というのではない総選挙は、いつ以来か。あの2009年の、政権交代選挙以来 …