日本人はなぜ政権を選び取ることができないのか、考え、論じる
 
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民進党にできたこと、できること

民進党が駄目だと言われた要因に、まとまりの悪さがあった。右派と左派に分かれるべきだという意見もあった。実際にそれに近い形となったわけだが、戦前の立憲国民党や戦後の日本社会党など、日本の非優位政党のそのような分裂は、すでに …

それ以外の幼さ

民主党の政権党の経験は、貴重であるし、次につなげ、政権交代がなくならないようにしなければならない。しかしそのために絶対にすべきことを、民進党系はしていない。1党優位制に何より否定的であり、民進党系についつい甘くなってしま …

二院制の悪用回避~野田佳彦の正義~

問題続出の民主党政権であったが、筆者が高く評価していることに、野田内閣末期の、特例公債法案がある。予算案は衆議院の賛成だけあれば、時間はかかるものの成立する。しかし予算案の前提となる赤字国債の発行は、本来禁止されており、 …

民主党政権の失敗も1党優位のせい⁉

民主党政権の失敗については、すでに分析が尽くされているが、ここでは1党優位との関係性について考えていきたい。 政権の失敗を具体的に思い出してみよう。 ①歳出削減が不十分であったにもかかわらず、約束していなかった消費増税を …

民主党→民進党よ対案を掲げよ!と簡単に言うな

民主党の左旋回には、格差の拡大を責めるという、分かりやすさがあった。その前の2005年の郵政解散の後、前原代表の時代の民主党は、改革を競い合う対案路線が注目されず、結局、スキャンダルを追求しようとして自滅した(偽メールを …

民共共闘の意外なメリット

社会党→民主党が政権を取ると、次の総選挙ではそれが壊滅的な敗北を喫し、代わりに共産党が大きく議席を伸ばす傾向が、終戦後間もなくからあることは、すでに述べた。その理由としては、社会党~民主党の政権獲得を支持した有権者が、「 …

民主党→民進党よ共産党を切れ!と簡単に言うな

共産党を切れ、ということについても、労組の場合とほぼ同じである。政権交代を実現した2009年の総選挙では、確かに共産党が候補者を減らしていなくても、民主党は過半数を取れていただろう。しかしこれは、すでに述べたように奇跡的 …

民主党→民進党よ労組を切れ!と簡単に言うな

自公両党の結びつきは強く、自民党が政権を握っている限り、公明党は自民党について行くだろう。だから「自公連立政権」を倒さなければ、政権交代は起こらない。それに、与党を分断して政権を得るよりも、野党が正々堂々と自公両党を下し …

理解してあげて共に解決する有権者が必要

民進党には批判的な国民が多かった。このことが党を動揺させ、そこに小池新党が現れたから、現職を含む都議選の候補者達がなだれ込むように移籍し、国政においても同じことが繰り返された。ただし国政の場合は、党の決定に従って移動した …

民進党の姿を決めているのは自民党?

1党優位制の下では、優位政党が幅広い層から支持を得て、その政策は特に総花的になりやすい。全てを実行できないのは当然だが、野党がそれをつこうとしても、「お前ら万年野党じゃ、もっとできない」あるいは、「お前らは政権を取っても …

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